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CANDLE OF THE DEAD

卑屈で後ろめたい日々のカリソメ・ブログ

2016年

12月30日

(金曜日)

2016映画ベストテン

年末ということで記録。

1.無垢の祈り
2.リップヴァンウィンクルの花嫁
3.ドロメ 男子篇/女子篇
4.ノック・ノック
5.ライチ☆光クラブ
6.淵に立つ
7.ヒメアノ~ル
8.フィッシュマンの涙
9.クリーピー 偽りの隣人
10.ゴーストバスターズ

次点:
コップ・カー
LOVE【3D】
貞子vs伽椰子




映画館で観た今年公開の新作から選びました。


1.無垢の祈り
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圧倒的。全部亀井監督のポケットマネーで作られた、平山夢明原作児童虐待無間地獄映画。
内容的に海外上映も難しいという状況の中、ジャパンプレミアだったカナザワ映画祭には仕事の都合で行けなかったのですが、こんなに早く一般上映で見れるとは思ってなかったので渋谷アップリンクには感謝しかないです。で、9回見させていただいた。
上映後のトークイベントもたくさんあって作り手の熱を直に感じられたのもとてもよかった。来年も平山先生原作の無修正映画を見たい。


2.リップヴァンウィンクルの花嫁
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黒木華演じる特に取柄がないちょっと愚鈍な普通の女性が、ネットでつながった何でも屋と関わったことでドン底に落ちるジェットコースターな展開の前半。後半はその何でも屋に仲介され大豪邸の住み込み仕事を始めるというへんな話。後半はとてもファンタジックな雰囲気でどんどん黒木華がかわいく見えてとても心地がいい。いろんな劇場で見ましたが、新宿バルト9に終電で行ってこれ見て始発で帰ってくるという体験が楽しかった。


3.ドロメ 男子篇/女子篇
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内藤監督が『ライチ☆光クラブ』後に撮った青春ホラー。よほどライチがプレッシャーだったのかものすごい開放感を感じました。男子篇/女子篇共通シーンはありつつも別の映画です。どちらもまぶしい友情がすばらしく甲乙つけがたい。『パズル』の夏帆以上のカタルシスを感じた、屋上でのスローをつかったアクションシーンに震える女子篇。男子篇は長年の呪縛を解いた主人公がマブダチに思わず口にする「今日なんかめちゃくちゃ楽しい!」が最高にアガる。


4.ノック・ノック
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ギャル二人組がいけ好かないリア充男(妻子持ち)を地獄に叩き落すバカコメディ。ギャルに強引に迫られ3Pした後のひどすぎる朝食シーンが今年ベストシーンかもしれない。皿を取られちゃったワンちゃんがかわいい。


5.ライチ☆光クラブ
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一部でクラシックになってる漫画原作を内藤監督が見事に実写映画化。薄汚い大人になんかなりたくない中学生がナチになりきってがんばる話。映画公開の少しあとにデビューした巨大メジャーアイドル欅坂46「サイレント・マジョリティー」MVの世界観がライチと重なって見えてカッコいい!ヤバイ!ってなってたらその欅坂46がハロウィンライブでまんまナチモチーフの衣装を着ていたのでうひょー!ってなった。
わたくしのライチ推しメンはカネダです。そして映画のおかげでより原作が好きになった。内藤監督にはぜひ欅坂46のかっこいいMVを1本撮っていただきたい。


6.淵に立つ
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浅野忠信が恩のある男の家を乗っ取り、静かに、めちゃくちゃやる話。不穏、狂気、エロ、障害者ということで大好きなイ・チャンドン監督を彷彿させます。深田監督はお客さんをとても信頼しているのだなぁ、と感じました。イチ客として嬉しくなります。


7.ヒメアノ~ル
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こちらも漫画原作。タイトルバックが両腕ガッツポーズで雄たけびあげたくなるほどめちゃくちゃかっこよかった。ライチもよかったけどこちらが今年のベストタイトル。


8.フィッシュマンの涙
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治験で頭が完全に魚になってしまったフリーター。その周りの騒動を描いた悲喜劇。イ・チャンドンプロデュース。魚でも人間でもない存在になってしまい、外から人間を見るというテーマに寄生獣を思い出したり、主人公の決断にグリーンマイルを感じたりして、死んだ目をした無表情の魚にすごい泣かされてしまった。主要の役者がみんな良い味出してて愛おしい。特に製薬会社の先生。


9.クリーピー 偽りの隣人
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あなたは香川照之のクリーピーさと西島秀俊の暴走したハチャメチャ感、どちらが怖いですか?そして竹内結子は淵に立った。


10.ゴーストバスターズ
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なんかよくわかんないけどオリジナルへの愛にもうすごい泣いた。そして今年のベストエンドクレジット賞。


今年はとにかく邦画がすごかった。
2,3月に大好きな内藤監督映画が3本、繰り返し何度も映画館に足を運んだ。『リップヴァンウィンクル~』は公開からだいぶ経って見たので舞台挨拶とかに間に合わず悲しかったです。貞子伽椰子の夢の競演を白石監督が描いたり、5,6月の濃厚なバイオレンスつるべ打ちに震えた。で真打『無垢の祈り』からアップリンクに入り浸り、『淵に立つ』、『ダゲレオタイプの女』を見た。アップリンクは小さいながらも上映前、完全に真っ暗になる数少ない映画館で、リラックスできる低いソファーと音のよさがとても好きです。2Fの大きいほうのスクリーン、最前列がおすすめ。『無垢の祈り』は1/6までです。
去年公開の映画『私たちのハァハァ』をテアトル新宿の特別上映で見れたのも印象的でした。
ということで洋画は鑑賞本数がかなり少なめ。ロブゾンビ『31』を見逃したのは悔しい。DVDで後から見た台湾映画の『若葉のころ』の瑞々しさも劇場で見たかったすね。
来年は内藤監督のやばそうな自主映画がすんごい楽しみですし、輸入盤で見て感銘を受けた『ファウンド』日本公開です。

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