r

CANDLE OF THE DEAD

卑屈で後ろめたい日々のカリソメ・ブログ

--年

--月--日

(--曜日)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2012年

04月08日

(日曜日)

『別離』

いろんな事情で離婚しそうな夫婦の関係がさらに雪だるま式にこじれていって最後は主要登場人物全員もう自殺するしかないんじゃねーの?となっちゃう猛毒話。

『彼女が消えた浜辺』での彼女が消えてからのドグマ95へのスイッチ感が大好きだったのでちょー期待して観たら遥かに期待値を超えてて、登場人物全員への感情移入と映画力の底知れなさの震えとかがごちゃごちゃになり、わけもわからず泣きながらパンフを買ってました。帰ってから『彼女が消えた浜辺』を観かえしました。

「世の中の大概の悩み事は言うべきことを正確に言うべき相手に伝えることで大体解決に向かう」というある尊敬する人の言葉を思い出しました。これはアタマではわかっていても実行するのは非常に困難。たとえ実行に移せたとしてもどこかで自分の欺瞞がでたり相手に勘違いされたり、アタマできちんと整理できてなくて突飛に些細なウソをついたりします。その情報のやり取りでのほつれが取り返しのつかないほど膨張していくのがはっきり見て取れるのが素晴らしくエキサイティングです。『彼女が消えた浜辺』でセピデーはラストに嘘をつき、自分は悲鳴を上げたくなるくらい落胆させられしましたが(褒めてます)、『別離』でもそのクライマックス級のやりとりがてんこ盛りでジェットコースターっぷりがヤバイことになってます。


「私は、監督が大衆よりも優れていて、あたかもアドバイザーやメッセンジャーのようにふるまうような時代は終わったと考えています。それは、つまり、観客がもっと能動的になって、積極的に物語に関わっていく時代になったということです。」@HPの監督メッセージ
フリードキン監督とまったく同じこと言ってます。


アスガー・ファルハディ監督、出演者、スタッフに最大級の賛辞を贈りたいと思います。2度3度と観に行くので是非上映館増やしてください。

コメント

コメントの投稿


管理者にだけOK

【お願い】
・テンプレートに関するご質問をされる方は、必ず「質問の心得」をお読み下さい。

 プロフィール 

junpa1

Author:junpa1
ミコンの町から


↑クリック
flying gecko fun
(ヤモリ・カエル飼い)

 Free AREA 

    follow me on Twitter

     月別アーカイブ 

     フリーエリア 

    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。