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CANDLE OF THE DEAD

卑屈で後ろめたい日々のカリソメ・ブログ

2011年

10月25日

(火曜日)

『ゴーストライター』

元首相の自叙伝を書くことになるも、前任者がヘンな死に方してたり、テレビで元首相が戦犯扱いされてるしで、いろいろ迷惑しつつ大して興味のない真実に向けズブズブと運命的にはまっていっちゃう話。

公開からだいぶ経って新宿武蔵野館でもかかりだしたので、『アジョシ』以来ようやく重い腰をあげて観てきました。ちょう良かったです。カッコイイ映画。
冒頭からオチまで雑なのにとっても丁寧な感じ。なんでも知りえるインターネット力のすごさとかカーナビの強制力なんて、もう今年のベスト候補『モルモット』みたいでした。極上の映像とシリアスな中に光る度を越した雑さはとても楽しい。
主人公のゴーストライターも事件の真相究明に燃えてるわけじゃなく、なんとなくフラフラとパズルのピースを揃えていく。家族、地位、プライド等、特に守るものを持ってないっていうのがすごくいいです。肩の力が抜けています。でもしっかり緊張感があるのは音楽がカッコイイからかな。周りもイヤな感じの偉い人ばかりだし。

冒頭のシーンで強調され伏線ぽかった「ハート」という言葉。結局ゴーストにハートは要らなかったってことですかね。冒頭そっくりのラストも大変美しかった。
強い風が吹く中、庭を掃除するおじいさんがゴミ掃除してるところが、なんだかわかんないけどすごく意味があるようで印象的でした。あの場面に虚無感なんか無くてひたすらかわいい。なぜか泣いてる運転手もハートフル。

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