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CANDLE OF THE DEAD

卑屈で後ろめたい日々のカリソメ・ブログ

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2011年

09月24日

(土曜日)

2011カナザワ映画祭3日目

19日(月)また雨。BON-KURAヘリ坊やTeeで21美術館フルプログラム観戦。朝から籠もりっぱなし。


『ジェイコブス・ラダー』(戦争ゾーン)
ベトナム帰還兵がちょー苦しんで政府の陰謀(真相?)を暴くため頑張る話。
名前は知ってたんですが、ずっと観れてなくて今年のプログラムでも流産先生の次に楽しみしてました。そして自分的には去年の『ポゼッション』的に衝撃を受けた映画体験になりました。悪夢の映像化がとにかく最高です。ショッカーシーンのイヤなインパクトは今年の『ブラックスワン』にも似てますね(クラブ・ディスコシーンのかっこよさも抜群)。
好物の一人称ホラーかと思ったら、途中で協力者が混ざり違う様相になったと見せかけて、やっぱり一人称に落ち着くところがドキドキでワクワクでした。大好きです。
といいつつ1回じゃあまり理解できてないと思うし、2回目はかなり見方が変わると思いました。


『マンディンゴ』(野蛮ゾーン)
黒人奴隷と主人の白人がドロドロの愛憎劇を繰り広げる痛快娯楽映画。
小学生の頃、道徳の授業でこれの土人売買シーンを見せられてチンプンカンプンだったのをぼんやり憶えてました(多分コレだと思うけど違うかも)。そんな人権とか差別でカタイ話かとおもいきや、ご主人様の無茶なリューマチ治療に使われたちびっこが欺こうとしたり、若旦那が黒人とガチ恋してお互い名前で呼び合ったりニヤニヤできるシーンがいっぱいです。最悪にひどい目に遭ってる人も罰でムチに打たれたり、首吊り処刑でかっこよく死ぬくらいで特にいやな気分にもなりません。みなさんそれなりに生活している様子。
で若旦那が政略結婚するんですが、その相手がちょー美人だけど容姿以外大体ダメで一番かわいそうでした。彼女は物語をかき回すという意味では、キム・ギヨン『下女』の下女(ケロヨン)的存在でもあります。他にも、階段落ち、毒殺、身分問題、不倫など類似点がありました。オヨヨヨ...
首吊りで殺される人の説教にブラックパワーなHIPHOPを感じ、アガりました。とぅーぶらっく!とぅーすとろんぐ!


「バイオレンス・トーク 町山智浩×宇多丸×高橋ヨシキ」(トーク)
それぞれベスト暴力映画をあげてトークが繰り広げられました。
・ウタさん :007ムーンレイカー、ビーバップ(きうち版)、ハロウィン1,2、ヒーローショー他
・町山さん :わらの犬、スカーフェイス、時計じかけのオレンジ、マンディンゴ他いっぱい
・ヨシキさん :悪魔のいけにえ、プライベートライアン、ロボコップ、他失念しました...

冒頭の『メキシコ麻薬戦争』の列に並んでるウタさんを見て、映画をセレクトした主催者の人が「アウシュビィッツみたい」「おれならまだ救えたのに」とシンドラー気取りだったという話が1番面白かったです(映画がクソつまんなかったとのこと)。あと国から助成金をふんだくるくだりも笑いました。

最後に日本分断ゾンビアクション『ヘルドライバー』のスピンオフ『BAILOUT!』のワールドプレミア。高橋ヨシキさん監督作。
違う西村監督作品(失念...吸血フランケン?)でもスピンオフ撮ってましたが、こちらは役者さんの演技メインでかなり作風が違いました。『ヘルドライバー』観てないとちょっと世界観が伝わりにくかったかもですが、『極道兵器』のすごい歯並びの人と中原しょこたんの振り切れた演技がものすごい勢いでとにかく顔が恐ろしかったです。男たるもの、、男塾!
でも町山さんはさっぱりわかんないと困ってました。


『ソドムの市』(戦争ゾーン)
説明不要!ファシスト、「地獄の門」 「変態地獄」 「糞尿地獄」 「血の地獄」四つの地獄。
ウチで1度観て、今回2度目だったけど印象変わらなかった。あんまり好きじゃないです。でもラストが記憶違いで何か他の映画と混ざっちゃってた(『ざくろの色』かな?)。あれ?っと拍子抜けしたんけど、今考えると少年兵が窓の外のむごい行為を眺めじゃれつつ、モリコーネの音楽が流れるラストはちょっと心地よい気がします。
隣の席にきれいなお姉さんがいて、反応をちょいちょい見てたんですが、特にリアクションはなかったです。あと途中退場した人いました。
DVD持ってるのでまたいつか気が向いたら観てみようと思います。


『アンデスの聖贄』(大惨事ゾーン)
「ショック!残酷!爆音上映」の大トリは、アンデス人肉食い事件の実話ドキュメンタリー。
ウルグアイの学生ラグビークラブ一行を乗せたチャーター機がいろんな不運でアンデス山脈にぶち当たり墜落、捜査は打ち切られるけど極限状態の中頑張って70日後くらいに生還する話。
はじめて知った事件ですが、大変興味深かったです。戦争とかで人肉食って生き残り、あとで葛藤する話はありましたが、'72年ですって!たいへーん!
映画は、人肉の話がかなり後半でそれまでの事故の経緯とかちょっとダレるんでけど、助けを求めに遠征する人がいきなり「死んでる自分の肉親食べちゃっていいから...」とOKサイン出したとのことでズガビーン!ってなりました。そこからは苦悩っぷりとかどうしても食べられない人には死肉を口に押し込んだりだとか脳みそ食べた等々想像を絶するすさまじさ。しかもしっかり救援情報得るためのラジオをチェキれる状態というカオスさです。
ラストは割られた頭蓋骨などの食い散らかした遺体映像がたっぷり流れたあと、ラグビーやってるシーンに「彼らは失った青春を取り戻したのだ!」とナレーションが被さるというすごい内容でした。
無事生還した後の報道被害とか苦しみっぷりが薄くてあまりよくわからなかったので、違う映画もチェックしたくなりました。


今年はほとんど初見のものばかりで去年以上にすごい映画に出会えて感無量。来月のカード支払いが怖いけどマジ行ってよかったっす。来年はオフ会に参加してみたいなぁ...
『先生を流産させる会』はいまのところ今年のベスト。早くまた観たいです。次の機会ではブルーレイで画質も大幅にアップするらしいですぜ。

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↑帰ってきて買ったDVD。あと『インフェルノ 蹂躙』もVHSで買ったよ。

コメント

「ジェイコブズ・ラダー」未見なので観てみます!
「アンデスの聖贄」も観たいなぁ!

「ジェイコブズ・ラダー」は「ブラックスワン」とか「BUG/バグ」に似てて大好物な映画でした。朝イチからかなり打ちのめされました。
「アンデスの聖贄」は字幕がないですが、ニコニコなんとかで見れます!是非!

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