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CANDLE OF THE DEAD

卑屈で後ろめたい日々のカリソメ・ブログ

2011年

05月10日

(火曜日)

『富江 アンリミテッド』お化け屋敷上映

伊藤潤二原作の『富江』映画版8作目。自分は映画館で最初の2本しか観てないのでこれを機に、評判よさげな酒井美紀のやつなどをチェキってみようと思ったけどあんまりレンタルで置いてない。だから手元にある菅野美穂の1作目と原作を読み直して臨んだ。(地上波で少しくらいかけろー、2作目宝生舞のは少し前にかかった)

で今回は一般向け初披露なのにお化け屋敷演出付き。『地下幻燈劇画 少女椿』とか『二度と目覚めぬ子守唄』上映みたいなクラッカーや音響演出かなと思ったら、あるシーン1発勝負の大量エキストラ投入&ストロボ演出だった(廻転百眼かと思った...)。前方席で観たのでわからなかったが、後方では霧演出もあったんだそう。

映画のほうは、原作ファンがニヤリとするシーンが盛りだくさんで、井口監督らしいすっとぼけた台詞回しと、西村映造びっくりクリーチャーに首・胴チョンパ、観終わってずっしりくるテーマ等々、90分もない尺でてんこ盛りでした。
まずお話が姉妹モノ。伊藤潤二で姉妹といえば『記憶』が思い出されます。きれいな一人娘がある日自分はアバタ顔だったんじゃないかと疑りだす。心の醜い美人が一人称で完全勝利を収める醜悪な結末ですが、この『富江 アンリミテッド』はまた別のカタチの美人万歳な終わり方で大変物悲しく、やるせない。
そんな怖い美人の富江を演じるのが仲村みうなのですが、タイトルバックのスライドショーでぶっこ抜かれた。超絶なスクリーン映え!冷たい笑い、話の通じなさ、そして色気。『バサラ人間』ではまわりの濃い役者たちの中で着せ替え人形的ないるだけキャラでしたが、富江の怪物的な意味のわかんない不気味な存在としてバッチリはまってました。その分、妹役が演技を頑張った。
観るなら原作の富江シリーズ、「顔泥棒」「ご先祖様」あたりを読んでおくとより楽しい映画体験になると思います。ご先祖様の頭蓋ムカデが予想以上に暴れてた。あと『HOUSE/ハウス』のオマージュも楽しかったのでそちらも未見だったらぜひ。
ということで映画と同時に伊藤潤二の漫画も超おすすめです。

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↑「記憶」は路地裏、「顔泥棒」は脱走兵に収録。

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