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CANDLE OF THE DEAD

卑屈で後ろめたい日々のカリソメ・ブログ

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2010年

10月19日

(火曜日)

『おまえうまそうだな』

草食恐竜に卵を拾われ草食コミュニティで育てられた肉食恐竜ハートが孤独なならず者に成長、ひょんなことから草食恐竜を育てる話。
かわいらしいほのぼのアニメ画なのに、営巣地の大襲撃で卵を強奪されたり割られたりでいきなり怖い目に遭う。他にも流血こそないものの弱肉強食がいやでも分かる序盤の激しい戦闘描写や、ハートが少し成長し肉喰いを自覚しはじめた時に見る悪夢のダークさに慄然。その夢で起きたハートのリアクションも地味でよい。
そんなハードな自然の中、登場するちっこいウマソウはひたすらまっすぐでいつも一生懸命。強くなるために特訓とかする。なつかれたハートも当然のようにウマソウを全力で守る。自分を育ててくれた家族も死ぬ気で守る。このまったく躊躇しない当たり前感が本当に自分には眩しくて眩しくて...
1回関わっちゃった人が何かで困っていたら助けてあげたいと思うのが当たり前になればいいですなぁ、と思ったのでした。プンプン臭う文章になってしまいましたが、本当にそうなんだもの。観てみなさいよ!リリエンタールの読後感みたい。
2回観たんですが、1回目はバカでかいティラノサウルスで草原の覇者"片目のバクー"の正体がぼんやりわかるところでスモーキー・ブラウン並に数奇な運命を感じてしまい(JOJO2部)、そこからは前がぼやけて観るのが大変でした。



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おまえうまそうだなの映画を知ってるのですね

映画「おまえうまそうだな」は去年の年末に見たきりです(TOKYOMXで)。はっきり言うとこの映画の本当に感動する所や見せ場はバトルとか美術とか食物連鎖とかその事情と絡んだ家族描写だと思います(ゴンザとの絡みもそうでしょう)。そして、スーパーアクションアニメに選ばれた事もあります。アニメーションの魅力を活かしてたのもこういったシーンだと思いました。

ただし、これらはあくまでも味付けレベルで、本当の主軸は絵柄通りの単純なハートフル親子物語なんですよね。宣伝とか見ても映画版の企画やメーカー側にとってはあくまでもハートフル親子物語な映画を想定してたと思うます。

この映画の問題は「主軸よりも味付け部分のが面白い」所と「その味付け部分が絵柄や主軸に全く合ってない」所だと思います。これじゃ、せっかく恐竜らしいワイルドさを入れても「ただの心温まる映画」「可愛い映画」だと世間に思われるのでは?
本当に感動したり見せ場になる所があってもそれが主軸じゃない限り、あまり評価されずに埋もれるのではないでしょうか?

疾走感、ダイナミック、硬派な要素って、ハートフル親子物語という主軸には相性が合ってないと思います。
主軸があれな以上、勇ましい要素を付けても絵柄や紹介されたあらすじに釣られた子供は戸惑うと思います。大人からしても、あの絵柄じゃわざわざ好き好んで見る層多くないでしょう。見た所で「勇ましい要素が浮いてる」と思いかねません。

もし主軸が「生きる事」「戦う事」「宿命」で、味付けが「ハートフル」で絵柄ももっと硬派だったら疾走感、ダイナミック、硬派な要素が映えたと思います。
疾走感、ダイナミック、硬派な要素をもっと上手く活かせるようなオリジナル作品や企画をこのスタッフに与えた方が良いのかもしれません。最も、このスタッフはある程度制約があったり、脇で輝くタイプという可能性もあるのかもしれませんが。

おまえうまそうだなを知っています。

この映画は最近でもどこかで上映会をやったそうです。先月の9月でもやったそうなのでどこかで需要はあるのだと思います。

しかし、原作絵本は読んでなくて、映画の絵柄もどこまでが誰の意向かわかないので何とも言えませんが、少なくとも映画のプロデューサーの「とにかく女の人が泣ける話」という要望や企画や宣伝の「心温まる」路線の強調は無茶だと思いました。大人の事情かどうかは知りませんが、企画サイドと作り手サイドの思いが少々ズレてるような気がしました。もし、この映画でうやむや感があるとすれば、このような互いのズレも大きいのかもしれません。上層部の考えとメインスタッフの考えが違うと中途半端な事になるのでは?と思いました。

仮にも恐竜世界で捕食者と非捕食者の問題も出てくる映画なのに「女の人が泣ける」「心温まる」路線ばかり押し付けられても、作るスタッフも困るのでは?と思ったのも事実です。(作品にある要素の1つとしては良いのですが)。子供だって場合によってはシビアだし媚びられるのを嫌になる事はあると思います。子供向けの作品や書籍でも子供にわかるように伝えた、ハードな話のやつもありますし。

監督としては去年のアニメージュの8月号のこの人に話を聞きたいで、「捕食する側とされる側のテーマの話だったから、やっぱりそこから逃げて作る事は出来ない」「自然描写も含めて、ちょっとリアルに世界観を作らなくてはいけない」「人の生き死についてはあまり嘘をついちゃいけないと思う」 と寧ろ客観的とも言える発言”も”していました。生き死に関しては、忍たまの映画についても「そこのギリギリのところをどこかなどこかなと探りながら作ったという部分はありますよね」と言っていました。
またお母さん恐竜がまた子供を生んだ所についても「お母さんにも普通の女性としての性がある」「生々しい感じが出るといいなとは思っていました。」とも言っていました。映画の予告や作品紹介で言われたようなハートフル部分については特に語ってる様子がありませんでした。
いずれも子供向けという媒体や企画の都合もあって、表現規制の制約は強かったのでしょうがその枠の中で表現しようとしたのかもしれません。
インタビューはURL先の「今更だけどおまえうまそうだな」というタイトルのコメントの部分の画像にあります。2011年アニメージュ8月号はAMAZONで中古販売しているかもしれません。

プロデューサーから「とにかく女の人が泣ける話を」と言われた事についても、「人が死ぬか別れるかと言う小手先のテクニックで泣かせたくない」って言ってるんであって”可哀想な話”が嫌だと言ったわけではありません。実際、キャラが死ぬシーンで泣かせるより虚しさとか冷徹さを表してる漫画アニメドラマはあります。この映画の絡んできたライバルポジションキャラが倒れる所も泣ける演出というより、無常さを感じられる演出だったと思います。(悪い意味ではなく)

個人的に「女の人が泣ける」というのは死の描写についても綺麗事のイメージが浮かんでしまいます。本当にハードなものは死の描写についても「泣ける~」ってよりも冷徹さを表す事が多いと思います。昭和時代にあったやなせたかしさんの「チリンの鈴」も死が出てきますが、綺麗に泣かせる為のシーンではなく厳しさや虚しさを表したものでした。

おまえうまそうだな

初めまして

おまえうまそうだな映画って宮西達也さんの絵本の何冊かの映画化ですね、一応。
長文な上に制作スタッフや原作者の裏話も踏まえた意見なので不愉快に感じたら申し訳ありません。
裏話なんて客にはどうでも良い事かもしれませんが、この映画のように「おいおいそれはないだろ」と感じるのもあります。
上層部のコンセプトみたいなもので幾らなんでも受け狙いばかり重視するのはかえって逆効果じゃないのでしょうか?と思いました

■映画版のコンセプト等
そこで、映画版は、作者の方が企画会議にも参加して「原作と違うもの」と意見を言った事から、
割と最初から原作とは違う物になる事が決まってたようですね。宮西達也さんのインタビュー
ttp://www.netdetirasi.co.jp/cinema/interview/059.php
ttp://mi-te.jp/contents/cafe/1-9-742/
少なくともセールス側にとっては、これはありがたいと思ったかもしれません。
「原作と違うもの」って頼まれた以上、原作よりもキャッチーさを優先するという余地も出来たのですから。

■スタッフの考え
でも実際にスタッフにとっては、上層部の考えはそれほど本意じゃなかったってのもあながち間違ってないのかもしれません。
ttp://photozou.jp/photo/photo_only/2860818/156276493のインタビュー(アニメージュ2011年8月号にあった)でスタッフの発言が少なからずありますがこれについて触れた意見を言おうと思います。
確かに今の所、映画スタッフの発言ではそういうあれだけプッシュされてた
「可愛い」「ハートフル」といった部分にあまり触れてないのも確かです。
そればかりか、「捕食者と非捕食者の関係で~」とか「自然描写を~」とか
「”泣ける”という題目だけで1本の映画を作るのに抵抗あった」とかと言ってて
上層部の意図はあまり本意じゃなかったかもしれませんねえ。

■作中の台詞の一部とお母さんへの評価
作中でも、マイアサウラのお母さんについて「どうするつもりだったんだ」「こいつ(ハート)を一生苦しめる気か」と言ってた
肉食恐竜のボスがいました。マイアサウラのお母さんが育てなければ今はいなかったという事も認めていましたが、
ああいう詰問をさせたので気になりました。
この肉食恐竜のボスの怒り台詞もスタッフの抵抗にすら感じたのですが考えすぎでしょうかね?
そして、スタッフ自身もこのマイアサウラのお母さんについて「浮世離れしたところがある」と評していました。
このマイアサウラのお母さんへの発言は上にあるインタビューの画像に載っています。

■映画の絵柄
映画の絵柄に関してもスタッフの反応で何か含みを感じましたね。
一見、映画のデザインについて褒めてるように見えますがマイアサウラのデザイン以外は特に触れていませんからね。
マイアサウラのお母さんのデザインについては褒めてても、他のデザインについては特に褒めてる様子は見掛けませんでした。
(ただし、マイアサウラのデザインも絵本と違うのでその意味では不満に思う人もいるかと思いますが)
アニメージュ2011年8月号は自分の手元にもあるのですがその褒めてた発言を引用します。
「あんなシンプルなキャラクターなのに、眉毛もないのに、ここまで表情を出せるのかと。
あの辺はやっぱり柳田さんの力のおかげです。お母さんがあんなに生々しくて色っぽいのも、柳田義明さんの力ですよね。
お母さんの色っぽさは想定外だったんですが。」

マイアサウラのお母さんのデザイン以外での発言だと「丸っこいキャラだけどカッコイイアクションをやる」的な部分くらいでしょうか。
これだけだと他のデザインについては褒めてるのかどうかわかりません。
そもそも、他キャラのデザインについてもどこまでがスタッフの発案なのかどうかわかりません。
誰かから「丸っこいデザインにでもしてくれ」と頼まれたからなのか、そうでないのか謎ですからね。

■原作者の思い
原作者の宮西達也さんについてこういう話もあったらしいです。
ttp://mcgeorge.cocolog-nifty.com/blog/2010/10/10-344a.html
・「大人が読んで楽しいから子供にも面白い」
『おまえ うまそうだな』は7年前に発表。弱肉強食の厳しい自然界で本来、相いれない“親子”の関係を描きながら、
「種族の違い、敵対する者同士の壁は越えられるのか」と問いかける。
小学校低学年までが対象年齢だが、硬派なテーマが受け、大人のファンも数多く獲得している。
「最初から子供向けにと考えて描いていません。大人が読んで楽しいから子供も面白いと思えるのです」

■もしもの話
そして、今となっては野暮な話ですが、もしスタッフも映画版の上層部の意図を無視して、
ある程度好き勝手やっていたらまた内容が違ってたかもしれません。
出来はどうなってたかは知りませんが、実際よりもスタッフの意図が強調される内容になってたかもしれません。
裏話を読む限り、手放しに好き勝手する余地があったわけでもないんだな、と思いましたから。
映画版は作品紹介やコンセプトと、映画スタッフのインタビュー画像を見比べて見ると、
いかに映画の売り手だか企画は本当に重要な物は二の次で
とにかく「可愛さ」「ハートフルさ」ばかりに拘ってるかのように見えました。
その上、プロデューサー側からの「とにかく女の人が泣ける物を作ってくれ」という要望に
最終的には「泣けるという部分を苦労していれつつ」と言ってるので、少なくとも好き勝手やったわけでもないと思います。

■とにかく女の人が泣けるという要望
この映画は漫画アニメファンが好むような絵柄じゃないし、
漫画アニメゲームにあるようなイケメンキャラの話でもないし、ライダーみたにイケメン俳優も出ないし、
映画版あらしよるにみたいに細かい絵柄のヤギと狼の友情物でもないのですから、
これで「女の人が泣ける」っていうのは女の人をも馬鹿にしてるのかと思いました。
ただ可愛いキャラでほんわかストーリーでも作れば、女の人が喜ぶとでも思ってたのでしょうか?って言いたくなりましたね。

そして、制作については素人でこれも推測ですが
規制についても結構口出しされてたのかもしれませんねえ、この映画は。アニメや映画の規制具合は作品やターゲット層によって違ったりもしますから。子供でも幼児と小学生ではかなり違う扱いになってますしねえ。我々のように良い年になった人からすると、あっと言う間だったりそこまで変わらないと思いますが、子供の頃の数年ってのは大きいですから。

映画版「おまえうまそうだな」は幼児(もっても小学校低学年まで)とその保護者がターゲットで作品ジャンルも「ハートフルアニメーション」という括りですから、特に規制がうるさかったかもしれませんよ。小学校中学年以降は対象外みたいな感じでしたので。規制云々は近頃は特にうるさいですね。
そのせいで、再放送されなかったり、編集がかかったり、昔ならOKだったであろう物が最近じゃアウトになってるのもあります。「昔はこんな表現でも朝や夕方のアニメとしてやってたのに今は深夜かOVAを見る層狙いになりやすい」と言いたくなるものも幾つも見掛けますから。

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