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CANDLE OF THE DEAD

卑屈で後ろめたい日々のカリソメ・ブログ

2010年

05月02日

(日曜日)

『17歳の肖像』

60年代イギリス、才色兼備&口も達者でパリ最高!な女子高生が、インテリっぽい中年スケコマシの術中にズブズブはまって進路問題に少し悩む話。原題は『エデュケーション』。
このまま堅実に勉強して大学に行っても退屈な未来しかないくさい、でもこのおっさんと一緒になればいろんな芸術に触れられパリにも行けて憧れのセレブの仲間入り。という絶対にうまくいきっこない人生一発逆転計画はやっぱり脆くも崩れ、さぁどうしましょうかね?という岐路での変わり身が素早くウルトラスムーズ。流石努力もできちゃう天才。凡人にはマネできません。そしてラストのあのクソ生意気なモノローグ。まだまだこの小娘には手荒い教育が必要なようです。でさらに教育され毒舌ジャーナリストができあがったということみたいです。めでたしめでたし。

脇役含め主要キャラ立ちがとてもよかった。主人公をはめる遊び人のおっさんに対し、その仕事仲間は悪いことを生業にしながらも堅実。その彼女はバカヅラさげた脳味噌足らない感じでいて、実はすごく勘がいい。ラテン語の成績が悪い主人公に「50年後にその言語は滅んでる」と真面目な顔で慰めを言ったり、読むべき空気はさっと読める人。このカップル最強です。憧れます。
主人公がおっさんと会う前にいい仲だった頼りなげな彼氏が途中から出てこなかったのが残念だった。あんな扱いされたんだから、最後にちゃんとカマした校長先生と並んで一泡吹かせるべき。主役のかわいこちゃんが注目されるのは分かりますが、教育親父のやさしさとこの元カレの情けなさが隠れハイライトだと思います。一番感情移入した。涙。
パンフレットが大変充実しててオススメ。600円。

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