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CANDLE OF THE DEAD

卑屈で後ろめたい日々のカリソメ・ブログ

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2007年

03月22日

(木曜日)

ごめんなさい

先日、勤め先の飲み会にて、日本語ラップについてエラそうに講釈をたれてしまいました。
お相手は、アンチ日本語ラップの女性(26歳 HIPHOP聴き暦長い)。好きなアーチストはFunky Dl、Substantialとからしいんですが、量は聴いても基本的に曲名やアーチスト名は殆ど認識していない(DJしてる弟からの配給)。
そんでもって、英語は理解できず当然対訳も見ない訳なので、言葉(詞)の意味には全く着目しないそうです。
彼女の周りのリスナーも同じ感じらしい。単純にクラブミュージック・ファンで、夜遊びして音を浴びてるような人なら全然めずらしくないのかもしれないと思いましたが、そうでもない。うーん、勿体ないと呻ると同時に、さんざ英語の対訳を無視して伝えてきたメディアの所為じゃね?と感じてしまいました。
これは前々からというか、ずいぶん前ブラスト誌のTHA BLUE HERBのインタビューで「詞の部分のレビューが無ぇー」とガツンと載ってたし、誰もが感じてた(感じてる)ところだと思いますが、実際にそういうメディアの影響をもろに受けたクサイ累代を目の当たりにし慄然とせざるをえませんでした。そしてそれがHIPHOP類型的(ステレオタイプ)リスナーなのでしょうか?
そう考えるとケツメイシ(その彼女がバカにしてた)とかの曲で歌詞を理解しながら聴いてる人に、いわゆるアングラ的なHIPHOPの良さみたいのは説明できないんじゃないかとも思いました。ケツメイシ好きに「どういう事ラップしてるの?」と聞かれ、「そんなの知らん、とりあえず音がヤべんだよ、音がよ、超ドープ。そんなへなちょこラップより中毒性があるぜ」ってな具合で雰囲気のみを伝える感じでしょうか。そもそも口コミなんかで周りの親しい人にHIPHOPを伝える気なんてさらさらないのかもしれません。伝えたけど伝わらないので諦めたのかもしれません。その彼女は「日本語ラップは聴くに耐えない」と言います。大した数聴いてないくせに、とは言えません。悲しかったです。これは「人それぞれ」で片付けちゃいけない問題。
「聴くに耐えない」と思うのはいいのですが、仙人でもないのに周りの人にその負の影響を与えてしまうのは良くないという思いが芽生えたので、それを止めるべくできるだけ物腰を柔らかくして説明してみました。昔もそんな事言いふらしてた人が沢山いた時期があったこと、この音楽の入り口を広げてくれた人のこと、ずっと基本スタンスを崩さないでやり続けている人がいること等云々を浅い智恵で。
そしたら、話してる内にさらにだめだめな事態に。「詞の前にフロウもヤ。どんなにメッセージが込められてて、好い事言っててもフロウで嫌気がさす」との事。これにはお手上げ、白旗が一瞬よぎりましたが、こないだ観たリー・アーメイの勇姿がいまだ脳裏にガッチリこびりついていたので、屈しません。あまり酔いも回ってないため冷静に分析。こうなると言葉で引き込むしかない。それには頭に入りやすく、且つ高等テクのラップしかねー@胸中。音楽再生機能付携帯電話に"街角ジゴロ"が入れてあったので、「バケ猫!」!を浴びせたところ、やっぱりフロウがお気に召さないとあっさり言い張られる。日頃からダメ女にブーたれてる彼女には共感してもらえると思ったのに愕然...めげる。そしてここでやたらめったら聴かせてしまうと、「やっぱこんなもんじゃん」とさらに悪い印象へ流れ最悪トドメを差してしまう恐れがあるので慎重を要する。一旦Memory lane/Nasで落ち着いてもらい、次の一手(恐らく最後)を考える。何とか聴いて欲しい、音だけでなく言葉を。拙いコミュニケーション能力ではまるでダメだったけど、今この人の音楽的未来はこの選曲に掛かっている!とさえ感じました(←十分酔ってる)。
プレミアのスクラッチが鳴る音楽再生機能付携帯電話を操作し、選んだ曲をねじ込ませます。なんとなく耳に音楽再生機能付携帯電話を近づけ聴く彼女。1ヴァース目が終りサビに入ると異変が起きた。ニヤリとうれしそうに笑い「これ私の事じゃん!」を連発。その後もニヤニヤしっぱなし。サビをキッカケに言葉を消化&シンクロしてくれた模様でした。
CDを買ってくれればいいのですが、そこまでは求めません。多分現場にも来ないでしょう。でも楽しげに聴いてくれただけでうれしかったのです。あ、曲名は「無論、飽きっぽい」。

コメント

ぐはっ

良い話しすぎて、じっくり読んでしまった。。

これは凄い。

長駄文失礼しました。これのずっと前にもいろいろ教えてあげたのですが、イーライに反応してくれました。
あ、教えてもらったThe Pack聴きましたよ。"At The Club"がよかったす。

はじめまして
キャンドルサンのこと調べてて
たどり着きました。

TBHのインタビューは良く覚えてます。
僕は全くの逆でほぼ英語モノがダメなので、、、

それにしてもいい話ですね。
長文が気にならず、引き込まれました。
クール、ベリータフ、デフね。

Gentさん
はじめまして。
コメント残していただき感謝!

>ほぼ英語モノがダメなので
私は日本語ダメでしたが、ブッダがキッカケをくれました。
不意打ち的な素敵キッカケがあるといいですね。
今は携帯電話で音楽流せるので、どこでも口コミ+音でススメられます。
JASRACは怒るでしょうか?早くなくなって欲しいです。

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