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CANDLE OF THE DEAD

卑屈で後ろめたい日々のカリソメ・ブログ

2008年

12月22日

(月曜日)

あの感動をもう一度

間髪入れず、冷たい雨の中、渋谷にて『ファニーゲームU.S.A.』を観た。3、4割入り。
終始ニヤニヤしっぱなしだったんだけど、客の反応はとても悪いみたいです。上映後カップルで文句言ってるのとかもいて、クリスマス前に渋谷に何しにきてんだ?と思いました。

じゃあ何がそんなに楽しいかというと、被害者の一家がグダグダ過ぎるところ(演技は素晴らしい)。
現状突破力ゼロ。愛犬や子供を殺されても復讐心を燃やすこともない。すぐ諦める。根性がない。礼儀を知らない。相手の気持ちがまるで読めない。プライドが高いため謝れない、命乞いもできない。自分は何も悪いことはしてないと思ってる。とにかくショボイ。特にヒザを折られた大黒柱のお父さんは何もしてない。ただうなだれ泣き言だけ。普通の映画ならここでブチアガル大逆襲が始まるところなのに、全く勝ち目がない。最低に情けない姿にみんなが賛同するわけない。
そんな最後までまるで生長しない夫婦が、運とかで2人の手から逃れ生き残った方が青少年の教育上よくないし、自分の情けなさを棚に上げて後でマスコミの前で「犯人に極刑を!」とか言うんだぜ。

映画としては全然違う感じの極悪ファンタジー『パンズラビリンス』のラストの方が、断然監督の悪意を感じました。全部知らされる観客が一番の被害者という意味で。

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(2008/12/17)
柳下 毅一郎

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