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CANDLE OF THE DEAD

卑屈で後ろめたい日々のカリソメ・ブログ

2008年

09月28日

(日曜日)

『トウキョウソナタ』

ちょっとこれはスゴイんじゃないですかねー。『闇金ウシジマくん』的な暗黒コメディ家族崩壊劇。強盗ダメ人間役の役所広司が出てくるシーンは全部笑えます。素晴らしい演技です。全編シニカルさ全開で笑えるんですが、映画は全体的に絶望感漂ってとてもドライ。
現状の満たされない感や、未来への漠然とした不安、自分の可能性とかを他人に依存せず自分ひとりにちゃんと向け、しっかり自分を磨いていた、信じられるのは自分ひとりだと自覚してたっぽい次男(小6)が神々しくて最高でした。
『おろち』の解説本で、楳図かずおが「何でも話合いで解決する風潮があるけど、とことん衝突して破局を迎えてはじめてお互いが癒されることもある」っぽいことをいってましたが、この映画もまさにそれで、家族で建設的な話合いの場をなんとか持とうとするけど衝突。家を離れ個々で色んな目に遭っても、なんやかんやで結局最後に帰ってこれる、集まれる場所があったというガンダム的なラストでよかったです。多分なんにも解決しないんだけど、シチューのCMみたいな暖かい家庭なんて所詮ファンタジーもしくは刹那的なものであって夢見るもんじゃねー、ということだと思います。あと離婚はマジよくないです。

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