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CANDLE OF THE DEAD

日々のカリソメ・ブログ

2016年

03月31日

(木曜日)

ハイタッチガールズが解散した

ハイタッチガールズが解散してしまった。

半年前にこれ以上無いと思えるデビューライブをして、勝手にイベント引っ張りだこだと思っていたのだけどその後3ヶ月もライブが無いだなんてあの素晴らしいデビューを見た人の誰が予想したでしょう。あえての温存期間なのか出たくても呼ばれなかったのかもう分かりませんが、2回目のライブはホーム前橋での対バンなしクリスマスイベント(平日)でした。新曲2つ引っさげての久しぶりのライブはずっと見れなかった鬱憤を晴らしてくれる内容で、デビューライブよりゆったりしたロングセットを堪能できとても楽しかった。
その後の年末高崎ライブでは一部のヤバ目なオタクの洗礼を受けつつも、クールでグルーヴィーな新曲のコンセプトに合った新衣装を身にまといしっかりロックしていました。
このクールでグルーヴィーなハイタッチガールズ6曲目"Natural High"はネオローカルシティポップ、レペゼン前橋、100%趣味アイドルというキーワードで自分たちの立ち位置を主張します。前の2つは置いといて、100%趣味というのはスタンスとしてネガティブに取られちゃう危険性をはらんでいますが、全部が終わった今となってはそれを最後まで貫いたのはとてもかっこよく思えます。レッスン代わりの定期公演やマンネリ面子の対バンイベントを繰り返しメンバーも客も疲弊するだけという様な100%仕事グループがたくさんある中、ライブ数は少なくてもちゃんと1回1回ライブへの意気込みが感じられ、何より主役であるメンバーが活動を楽しんでいる感じが出ていてとてもイイです。
もともとグループが終わるタイミングが決まっていた上でのアイドル活動だったということが解散発表Ustでファンの人たちに知らされ、趣味アイドルというコンセプトもようやく理解出来たのですが、解散発表後楽しさが加速しました。ライブの予定が残り2回しかないので寂しさが勝ちそうなもんですが、運営もメンバーもずっとファンに隠していた解散を発表するという重荷が無くなったせいかSNSが賑やかに活発化します。で、それぞれのキャラクターがより分かってきました。
いつも意味もなく変顔をしてる底抜けに明るくてハイタッチ愛溢れるセンター、おめぐ。ちゃんとメンバーを注意できるしっかり者のお姉さんリーダー、すーちゃん。毒舌少女と言いつついつも礼儀正しくハキハキしてるHTGの看板娘的存在のゆずちゃん。舌足らずで小さくてカワイイのにキメキメの"Do It Ourself!"MVでみんなの度肝を抜いたあきちゃん。飄々とマイペースなように見えてみんなが口を揃えて努力家と評するまなちゃん。歌とダンスでは頭ひとつとび抜けてた小粋ちゃん。何をやっても面白くてUstでは脚本も担当した天才みらのちゃん。
ラストライブに向け毎日のレッスン、新曲デモMVドロップ、新曲フルアップ、過去ライブ映像の公開などなど怒涛の攻勢を見せます。一直線に光の中に突き進んでいく様はまさに"WHITEOUT"です。ラストウィークはそのあまりの情報量のため全然消化できず殺されました。
公開される度いろんなアプローチかつハイクオリティな楽曲にびっくりされられましたが最後に公開された"LAST DANCE"だけは最初ピンときませんでした。お別れの曲で受け入れがたいだけだった気もしますが、実際ラストライブの最後の最後に披露されたのを見て、お別れというよりはハイタッチガールズを自分たちの手で終わらせる為の歌だと感じられました。最初のフック後のブレイクで(自分がアイドルのフリで1番好きな)メンバーが内向きの円になって顔をあわせる振り付けがあり、その1回しかパフォーマンスされない刹那性が中盤の悲痛なラップで倍増しものすごいことになってました。これまでの活動を集約して無理やり終わらせる力技は自分的にCD音源ではあまり伝わりません。いつか音源とあの1度きりの"LAST DANCE"を切り離して聴ける日が来るのかな。たぶん無理っぽい。それくらい美しいラストでした。
アンコール歌う前の挨拶時にトリのリーダーすーちゃんが「ハイタッチガールズというとてもすごいアイドルがいたとみんなに思わせる!」的なことを熱っぽく言ってましたが、みらのちゃんのインカム不調も味方につけるこれ以上ないカンペキな終わり方でしたよ!イベントの数が少なかった分楽しかった思い出はいつまでも光を放ち続ける気がします!本当にありがとう!

で、翌日インフルエンザA型を発症して4日間寝込んだ。







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