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CANDLE OF THE DEAD

卑屈で後ろめたい日々のカリソメ・ブログ

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2012年

06月28日

(木曜日)

『アタック・ザ・ブロック』

ロンドンのスラム団地にもじゃもじゃしたエイリアンが空から襲来したのでピンチケギャング団が迎え討つ話。

エドガー・ライトプロデュースでニック・フロストが出てるのでそういうノリかなと思ったら若干肩すかし。
前半の黒エイリアンに襲われてるところらへんで少し寝ちゃったからアレなんですが、ブラックムービーのサンプリングやBMXを使ったかっこいいアクションとかありましたかね?寝てる間にそんなシーンがあったならもう1回観たいかも。
アクション映画なのにすげー!とかカッコイイ!ってなるシーンがないのが残念でした。
子供がむごたらしく死ぬ映画はいい映画と相場が決まっていますが、この映画は死ぬ理由がよくわからずビックリしたし困惑。いや、エイリアンがクソ凶悪で容赦なくとても恐ろしい存在ってことなんですけど、マイメンが首チョンパされてもウヒョー!とはならない。あそこでチョンパするなら関係が薄い女の子とかどうでもいい大人でしょ、と感じました。
で、リーダーが自責の念から生き残った仲間を危機から救うため頑張るわけなんですが、殺された仲間のための復讐劇のほうがアガったんじゃないかなと思いました。でも最後まで寡黙なままなリーダーのあのラストはもしかしたら『ジュース』オマージュなのかも。違うか...

彼氏がガーナだかどこかにボランティアに行ってる女看護師さんに浴びせるセリフは、実際に自分も海外へボランティア行ってた知り合いに同じこと言った事があったのでなんだかとても恥ずかしかったです。でも国の金使っての海外ボランティアはちょー大儀ありそうですもんねー。映画の中で看護師さんはその質問に答えられなかったけど、自分が質問したひとはやりがいとか達成感の大きさだと言ってた気がします。

ピンチケ団にないがしろにされるキッズ2人組がかわいかったです。あそこは高揚感が素晴らしく伝わる良いシーンでした。でもやりっぱなしなのであの後をうまく描いて欲しかった。子供がちゃんと成長したところが見たいんです。例えば自分たちが殺したエイリアンの死体に子供エイリアンが「モキューン」と擦り寄る姿見て2人してハッとするとか、そういうの。
あとKRS-ONEの"SOUND OF DA POLICE"が少し流れます。

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2012年

06月23日

(土曜日)

『シグナル 月曜日のルカ』

夏休みを利用して田舎の古い名画座へバイトしにきた家庭に事情がある大学生と、ワケありな映写技師の女の子が頑張る青春映画。
『時をかける少女』のリメイクが素晴らしかった谷口監督作で、監督と大林宣彦監督のトークイベント付きの回を観て、その次の日再見し原作小説も読みましたよ。

『時かけ』では仲里依紗の魅力がブリンブリンでデレデレになりましたが、今回は完全な新人・三根梓の起用でしかもミステリアスな役どころ。主役でクレジットも1番上だけど出番は大学生役のAAA西島君のほうが多いです。がファーストカットから黒木メイサばりの眼ヂカラ(褒てます)、タイトルバック、素晴らしいスクリーン映えで震えました。
キリッとクールなキャラがだんだん緩んできて、後半は心を開いてく。映画の中のキャラとしての成長と同時に役者としての成長もいっぱい見れます。暗い過去により月曜だけナーバスなるとか3年映写室に閉じこもって必要なものはネットで調達するなんてあまりリアルじゃない設定かもしれないけど、そんな細かいとこはどうでもいいと思えるぐらい魅力的。グイグイ映画を引っ張る。ずっと観ていたい。映画が終わっちゃうのマジ悲しいです。

その暗い過去の原因を作ったヒール役が高良健吾。舞台が田舎の古い名画座で全編ノスタルジックなあたたかみのある雰囲気の中、この人だけものすごいイビツな存在。部屋も「液晶AQUOS」のCMみたいな浮世離れっぷりで静的です。原作ではよりゲスくなってるけど、映画版は絶妙な説明不足感で同情の余地があって丁度いいと思いました。すんごいエキセントリックなガキなんだけど言ってることの理屈はわからなくはない好いヒールです(パンフのインタビューで「もっとエキセントリックにすることもできた」と書いてあったので違う作品で超絶ヒールを拝みたい)。

映画館の屋上で乾杯するシーンでビールを飲まないで、主題歌を三根梓が歌えばド級のアイドル映画になったと思いますが、もう20歳越えてるとのことなのでアイドル映画じゃなくても全然OK。
ラスト手前のシーンで悶え死ぬ。美しい。おじさんは死にます!

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ルカの部屋。美術すごかった。

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休憩所。

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シグナルを発し合いいろいろ成長します。

2012年

06月18日

(月曜日)

『ラブド・ワンズ』

自分の運転で車に同乗してたお父さんを死なせてしまいちょっと病んでるイケメンがあまりイケてない女ローラとその親父に拉致監禁拷問される話。

『悪魔のいけにえ』と『P2』を足したような青春モノでプロムです。
肝心の酷い拷問も直接はあんまり見せてくれないので残念なんですが、キチガイ親子のおちょくり具合がお見事でめちゃくちゃムカつきます。特に娘のわがままに翻弄される親父の顔芸はカイジの香川照之並に楽しめました。
でイケメンの逆襲がはじまるところでその咆哮が音楽とマッチしてアガります。ここで直接的な血まみれゴアゴアシーンがあったらもっと大爆発してたはず。もったいない。

拷問とは別にイケメンのあまりイケてない友人がこれまた重そうな心の病中の女の子とプロムっちゃうのですが、彼女のためにすごい頑張ってて顔つきがどんどんかっこよく見えてくるのがよかったです。イケメン化。ここはメインのお話とあまりつながらないところなんですが、この友人の頑張りと、同じようにモテなさそうなローラのダメな頑張りを対比させてるのかななんて思いました。

もう少しローラのバックグラウンドがわかるような何かがあればラストシーンと挿入歌が映えたと思いますー。ジェフリー・ダーマー??

2012年

06月18日

(月曜日)

『ベルフラワー』

マブダチと火炎放射器作ったりしてる飲んだくれのボンクラが彼女に浮気されアタマがおかしくなる話。

前半の出会いの場面や火炎放射器のテストなんかは面白く見れたのですが、後半アタマがおかしくなってからはバイツァダストがあったりやたらにガウス加工されてるような映像どおりぼんやりしてます。
その狂気をマブダチが汲み取ってだかなだめようだかで作っていた火を噴く車をプレゼントするけど、マブダチが親身になだめればなだめるほど憧れのヒューマンガスにもなれないし嫌気の差すこの町からも出れない気がしてきて悲しくなりました。

お話や手法も違いますが、同じように主演・脚本・監督をやった『息もできない』と同じで監督の思い描くやるせなさみたいなのを全部ぶち込んでる熱量とか念は感じました(面白いかは別として)。
ただ映画のコピーにもなってるくらい女に絶望しているはずなのに彼女の親友(ちょーかわいい)に甘えるのはマジ全然だめ。もっと自分のことを思ってくれてるマブダチに甘えなさいよと思いましたが男同士は恥ずかしいってのもわかります。ということでかわいくて都合のいい女は最高に素晴らしい!コートニーLOVE!

ガイジン並にリアクションの大きいお客さんがいて面白かったなー。

2012年

06月08日

(金曜日)

『グレイヴ・エンカウンターズ』

若手プロデューサーのランス(ばか担当)、アシスタントのサシャ(巨乳担当)、霊能者ヒューストン(大根役者)、へたくそカメラマンのT.C(弱虫乱暴モノ)、まともなカメラマンのマット(オタク)、以上の5人の心霊TV番組、チーム"グレイヴ・エンカウンターズ"が、「出る」と噂の廃精神病院でロケ(悪ふざけ)をしてたら、ドエライことになっちゃう怖いモキュメンタリー。

オバケ屋敷的なアトラクション性がありつつ、こういうホラーモキュメンタリでは珍しくキャラクターに感情移入する余地があるのが新しかったと思います。ちょっとの工夫でとてもさりげない(ただの死にフラグでもあるんですけど...)。
特に霊能者ヒューストンさんがぼそっと洩らす「オーディション」という言葉でぐっとキャラに引き込まれ、結局暗闇でひとり酷い目に遭ってしまうんですがその赤子のように怯える姿に、胸が引き裂かれるような思いをさせられました。ちょー切ない。『P2』エンドロールの走馬灯みたいのがアタマで再生された。ヒューストンさんの笑顔忘れない。

で、事態はどんどん悪くなって、あまりの酷さにランス同様こっちも暗い気持ちになりました(ばか担当なのに!)。こういう映画はもっとやれ!GO!GO!ってなるものが多いですが、後半もう助かる希望がまったくなさそうなうえに、機材オタクが作った霊の声を録音できるマシーンの力が発揮されるシーンが追い打ちをかけられこちらもグッタリ...。幽霊まったく手加減なし。
やつれたランスさんがビデオに語りかけるのは『127時間』よりその過酷さと絶望感が出てて、なんとか一発逆転で助かって欲しいとさえ思いました(ばか担当なのに!)。
でも紅一点サシャのアレは笑うところかなー。それまでグイグイ押してたので引き演出。

ラストまとめとして少し物足りない感じがありましたが十分グッタリしてるし、下手にヘンなの付け足しても蛇足になりそうなのであれでいいんだと思います。怖いし疲れた。

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