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CANDLE OF THE DEAD

卑屈で後ろめたい日々のカリソメ・ブログ

2012年

02月23日

(木曜日)

『生きてるものはいないのか』

胡散臭い都市伝説が有名な病院付きキャンパスで人がバタバタ死んでいく群像劇。
レイトショーの『NINIFUNI』までの空き時間潰しで観ました。でも映画秘宝DEVILPRESSのトップで取り上げられたしちゃんと期待してましたよ。

演劇的な掛け合いで聞いててイライラする会話劇(ズレズレなアフレコ)。特に都市伝説研究サークル3人組と結婚式の出し物打ち合わせ3人組がかなりしんどかったです。ファンカーゴのCMみたいで早く全員死ねと思いました。途中、飲んでた"世界のキッチンから"シリーズ「ふんわり薫る柑橘ジャスミン」の成分表見てました。
で実際にいろんな人間の今際の際をたくさん見せられるわけですが、あんまり感情移入できないキャラばかりなのでなんとも思わないしギャグにもなってない(客席から笑いは漏れてた)。「電車の人身事故が起こると自殺した人に思いを馳せるんじゃなく電車遅延を嘆くクールな現代日本人...。これはあなたの心を映した鏡なのです!」的なのやりたかったのかな。
途中から自分が死ぬことや親しい人が死ぬ恐怖より、1人になることへの恐怖になっていくように見えましたがそこもただぼんやりと寂しいという理由で切実さが伝わらないので「はぁ~、そうですか~...」としかいいようがなく乗れなかったです。つまんないキャラクターばかりで、この世の終わり的味付けの濃い狂人の出現や、守るものがある強い人間を出すと普通の話に成り下がるのであえて避けているように見えちゃいました。入院患者の女は惜しいようでそうでもない。死んだ美人にチューしようとするシーンがありましたが、実際あんなもんなんですかねー。金払ってスクリーンで観たいのは死姦です。
ということで自分にとってはパンクでもギャグでもなんでもなかったです。


関係ないけど貼っておきます。

2012年

02月17日

(金曜日)

『メランコリア』

メンヘラ女の結婚パーティーに合わせ超巨大惑星が地球に大接近、衝突の危機を嘆いたりうっとりしたりする話。

冒頭のくねくねの細い道をなかなか通ることが出来ないリムジンの空撮からもう残念な雰囲気しか感じない新郎新婦。前作『アンチクライスト』による解脱を経てトリアー監督がギンギンに冴えてるのが伝わる素晴らしいファーストカットです。
大遅刻でパーティーに到着するも『レイチェルの結婚』以上にダメッダメな雰囲気をおかん役・シャーロット・ランプリングを筆頭に味付けの濃い人間でてんこもり演出。トリアーギャグがビシバシ決まっていく気持ちよさはまさに圧巻です。新婦が仕事の上司・ステラン・スカルスガルドに食らわす鬼パンチラインとそのリアクション、ゴルフでの奇行に燃えちゃう気球風船等々、惑星が来る前にコチラがうっとりしちゃいます。
うつで情緒不安定なのにこの結婚までこぎ着けたプロセスをいろいろ想像しちゃいますがそれを描いた前日譚が是非観たいですね。パーティー中に上司から昇進の辞令があったり、唐突に本の絵(パンフによると意味が込められてるそう)を一心不乱にパズルのように組み立てたりするので天才肌なのは伝わるので、パーティーでいきなり心の病気が爆発したフウにも取れちゃう。再見時はそのへんのシーケンスを重点的にチェックしてみたいです。まぁ口火を切るのはおかんなんですけど。
それから義兄役キーファー・サザーランドが初めて素晴らしい役者だと感じました。ずいぶん老けて、いい悪態ついてた。もっと義母とガンガンやり合って欲しかった。
リンゴ園をプレゼントした新郎が新婦にその写真を置き去りにされるのと、『ダンサーインザダーク』で車の助席にあった花束を踏まれるジェフさんが同じに見えました。無意識ってマジこわい(笑うところです)。

後半の2部は新婦の姉を掘り下げます。妹のエキセントリックさと逆に普通の常識人なので惑星衝突に普通に慌てふためくのですが、やっぱりここでも渾身のギャグが繰り出されます。非常時に突飛な行動をして全部が無駄だとわかってしょんぼり、最後を迎えるときは家族に囲まれ穏やかな時間を過ごしたいというつまらない願いを一蹴してくれてるようで胸がスッとします。
父親が乗っていったはずの馬が庭のど真ん中にたたずんでる様子を見る子供の顔と、『アンチクライスト』の鹿ちゃんの死産を見るデフォーさんの顔がダブって見えました。どうしようもないべっとりとした不吉さ(笑うところです)。

年齢指定なしでショックシーン少なめですが、すべてを吹っ飛ばす轟音とともに訪れるラストシーンが壮絶に美しいし、日頃から本気で「早く地球滅亡しないかなぁ↓」なんて思ってる自分にとっては満足度が高いものでした。いい役者さん沢山使ってこういうテーマの映画を撮れるトリアー監督は本当に素晴らしいので失言によるカンヌを追放されまた病気になったら更にすごいの撮ってくれるんじゃないかなと思います。『アンチクライスト』に続きラストがとても晴れやかです。今作は苦悩フェチっぷり皆無。観てて全くツラくない。日本も去年震災あったけど人間だけ特別だとどこかで思い込んでるから大きな惨劇を受け入れられないのかもですね。なんて被害・被災者以外口にしちゃダメかな。でもこの映画のラスト同様、テレビに映った津波のパワーも美しく見えちゃった。

プロローグのハイスピードカメラのすごさは2回観ないとわからないのかもしれません。というよりあれはプロローグなんかじゃないですね。

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新郎と新婦の上司は親子で共演なんだそうです。




エンターザボイドがクソ安くなっててショックです...。

2012年

02月13日

(月曜日)

『ライフ・イズ・デッド』

アンデッド・ウィルス感染者が段階を経てゾンビ化していく恐怖とそれを支える家族&友人の話。
オフビートな青春ゾンビ漫画原作の映画化。原作大好きなので観てきました。

基本、原作にとても忠実なんですが、モロな下ネタ部分を薄めて感染者の兄を持つ妹をほぼ主役にしているところがとてもよかったです。ヒガリノちゃんはなっちと吉高由里子がフュージョンしたみたいなかわいい子で献身的に兄と両親を支え励ます健気な演技が光ってました。西村映造の血もいっぱい浴びます。
日頃のバイトと介護疲れ(?)を忘れ、ひとり廃墟でアイドルを夢見てると思われるシーンは思わずホロリ。挿入歌もよかったです。その分最後の大爆発も原作より効果的になってました。長めのレイプシャワーもあるよ!
そんな妹に恋する同級生の押しつぶされてしまいそうな哀愁感...。かわいさと健気さって罪です。

物語をかき回すヘタレ友人役の人が原作者の古泉先生に似ていて、アホなことするたび笑えます。先生が言いそうなこと言ったりしゃべり方とかそっくりだったと思うんですけどそういう演出だったのかな。いずれにしても素晴らしいキャスティングです。笑顔がドイヒーで眉毛整えてる感じがかなりキモイ。

原作の細かいところは端折られてるけど、ばか学生による野良女ゾンビおっぱいモミモミがあってよかったです。

日本はゾンビ映画やりづらいなんて言われてた気がしますが、去年のチカラ技&てんこ盛り『ヘルドライバー』に続きクラシックになりそうな設定に説得力があるしみじみ楽しめるステキなゾンビ映画なので『ショーンオブザデッド』とか『ゾンビーノ』が好きな人は映画館で観たほうがいいですよ。
個人的には最初に原作漫画読んでおいたほうがヒガリノちゃんの頑張りをより感じられていいと思う。
単館公開だから難しいだろうけどシネマハスラーで取り上げて欲しいなー。サービスデー&トークイベントあったのにお客さん少な目だっただよ。

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ヒガリノ全力坂





2012年

02月10日

(金曜日)

『ドラゴン・タトゥーの女』

『ドラゴン・タトゥーの女』

雑誌の記者がなんやかんやあって天才肌のヒロインと昔の失踪事件の真相を追う話。
フィンチャーって興味なくてあんまり観てないんですが、初日で時間が空いたのと近所のシネコンの1番でかいスクリーンで掛かっててかつガラガラだったので観ました。オリジナル(スウェーデン)版も原作も全くしりません。

序盤は退屈でボケーっと寝そうでしたが、ヒロインのイケイケなレイプリベンジコーナーが楽しくてそこからテンポアップしたように思います。陵辱と報復のバランスもよかったです。
このヒロイン、リスベットさんは無口で無表情、伏目がちでオドオドしてるように見えてときにキレ者で豪快ど直球。自分の欲望に正直です。ベッドで調べものしながらの「もっと触ってて」なんてセリフは昔の椎名林檎の歌みたい。
賛否の分かれそうなエピローグのリスベットさん、自分はすごくよかったです。仕事のパートナーとしてはベタベタしてたけどああいう場面では遠慮しちゃうなんて机の中のラブレターを渡せない中学生みたいでいじらしいじゃないですか。あ、だめですか?元々ヘンテコなキャラクターなんだから余裕で許せます。続編でもラブアタック頑張ってねー。
あとネットで調べものしてるときのレスポンスがクッソ早かったんだけど、あんな環境ありえるのかなぁ?アレかっこよかったです。

ある家の地下で記者が監禁されるところの緊張感もよかったです。トリアー組ステラン・スカルスガルドがブリンブリンでグイグイきてました。ご飯3杯いけますね。A→Bリピートでずっと見てたいシーンです。 ハーケンクロイツ猫ちゃん可哀想。

と大変楽しい娯楽作でしたが、マジNO MOREモザイク。

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2012年

02月08日

(水曜日)

『セルビアン・フィルム』

「やった女はみんな妻になりたがった」という伝説の元ポルノスターが愛する家族を養うため大金欲しさに怪しい撮影現場へ誘われるがままに行ったらそこは暗黒の世界でしたという話。

あまりのエグイ描写のせいで輸入盤でもカットされたシーンがあるのに、(モザイク修正があるとはいえ)ノーカット版がスクリーンでかかってるというわけで行ってきましたシアターN渋谷。

すさまじい変態鬼畜トーチャーポルノで、劇場の断り書きにも「倫理的にも表現的にも最悪な描写がふくまれている」とあるとおり、すごいものが見れるんですがかなり荒いモザイクによる修正でわかってたとはいえ残念。1番酷いと思われる妊婦のやつは劇中でビデオ再生される元々ボケボケした場面なのでもう少しなんとかならなかったのかなぁと。
でもヤク中、歯抜き、首チョンパなどなどてんこ盛り(もちろん全部ファック付き)、要所ではちゃんと笑えるよう工夫されてる親切設計。こういう内容での第三者のリアクションはとても大事。「ヒャッハー!新生児ポルノだよ!」とか「これこそ映画だ!ウキー!」という大絶叫大変楽しかったです(両方同じ人物が言う)。あの『マーターズ』にはそういうの無いですもの。

ショックシーンだけじゃなく脚本も意外と秀逸といろんなところで見かけましたが、たしかに話スカスカではなかったです。でもそんな気全くなかったのにラスト手前は読めちゃったなー。あとコンビニとか道端自慰などダレダレで要らないと思うシーンがあったのでもう少しテンポよくして欲しかったです。クスリでラリって時間軸グラグラのトリップ感覚を出すならなおさら読ませちゃだめです(オチは「YEAH!!」って感じでよかったです)。トレーニング&座禅とアニキとのカットバックは微妙過ぎて笑うところなのか迷った。それから音楽の相性がイマイチ。ああいうの流行なのかな。

とうるさい文句もありますが、ドデカイインパクトを持った語り継がれる1本だと思うので是非是非映画館で。面白いレイプシャワーもあるよ!感想書いてたらもう1回観たくなってきた!
「うひょー!!これがセルビア一家だ!」

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2012年

02月08日

(水曜日)

『サラの鍵』

ナチス占領下のフランスで起きたユダヤ人一斉検挙(ヴェルディヴ事件)によるある一家の悲劇と現代のちょっとむかつくおばさんジャーナリスト(アメリカ人)が引越し先のアパートに隠された謎を究明する話。

パリのユダやん約1万3000人が競輪場に押し込められ、水もトイレもなくあたり一面オシッコウンチだらけ。耐えられずイカれてダイブする人も出たりします。そんな地獄絵図を上からカメラが舐めていくカットが効果的、絶景やで!
咄嗟に弟をひとり納屋にかくまってきてしまったサラちゃん(10歳)が両親から感情的に責められちゃうところはとても切ないです。そのうえそれを遥かに超えるひどい目に遭うことになるんですが、閉じ込められてからの弟の様子がまったくわからないので想像力が働いてすごい恐怖でした。途中水浴びのサービスショットがあったりやっとの思いでサラがかつての我が家に戻り納屋の扉を開けるシーンは、現代パートでのある人物の語りと重なって描かれます。ここの緊張感からの爆発力が素晴らしくて震えました。みんなそれぞれ演技がすごい。
ここを境におばさん記者がなにやらアパートと関係するっぽいサラのその後を追う現代パートにほぼ切り替わるんですが、このばばあに共感できないので大失速します。

家族がいろいろ大事な時期に、旦那からしたらどうでもいい謎の真相究明で飛び回る迷惑妊婦ばばあ。サラの関係者にとっても大迷惑。早く旦那に虫けらのように捨てられた挙句流産してサラみたいに色々後悔する人生に落ちればいいのにと思いました。45歳からの大後悔は多分ちょうキツイと思うぜ!
しかも職場のユダやん迫害をあまり知らない若いやつらに偉そうに説教たれたり皮肉を言いやがるホントにいやな厄介ばばあです。優しい旦那さんがヘタレ扱いされてるみたいでとっても可哀想。『ラビットホール』同様、女嫌いに拍車がかかる。でもラストは場内すすり泣き声がたくさん聞こえました。「家で観てたらもっと号泣だったよ~」って若い子が言ってましたよ。『炎628』10回観続けてシねばいいのに(ウソ)。

新宿武蔵野館のレディースデーでOLさんで溢れかえる中観たんですけど、ギリギリに駆け込んできて隣に座った仕事のできそうなおばさんが弁当箱を開けパクつきだしたのでびっくりしました。あんかけ野菜炒めと白米を食ってました。男女関係なく映画館で持ち込み飯食うのを普通と思ってる人って思ってるより多いです。前にそういう知人に何で映画館の中で食べるのか直接聞いたら「だっておなか空くじゃん」といわれたことあります。帰って家でやれ。

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2012年

02月04日

(土曜日)

Perfumeを観に新潟へ行ってきた

ももクロとハシゴした東京ドーム公演以来のPerfumeライブです。
ドームは客を楽しませるというより、デカイ会場埋められるくらい大きくなっておめでとうという印象のライブでした。遠くて見えなかったからかなとも思ったけど、結局DVDもクソつまんなかったです。
久しぶりのライブがアレで絶望したのでもうファンクラブやめようと思ったんですが「あんなドーム公演なんかで判断しちゃうのは勿体無い、来年アルバム出るだろうしそうなればツアーもあるでしょ!地方公演は都会より少しはいろんな意味でマシなはず」と踏ん張って更新。が待ちに待ったアルバムも前3作みたいに聴き込むような内容でもなく、タマフルに出ても面白トークもない、ツアー頭における謎のネタバレ禁止令、、、と不安いっぱい。

ライブは最初のブロック後のまったく面白くない客いじりが終わってからの流れがハイライトでした。
Perfumeは色んな魅力がありますが、個人的に1番でかい要素は深読みできる歌詞の素晴らしさです。最新アルバム「JPN」にはあまりその要素が少なかった気がしたんですが、1曲すごいのがあったのをライブで観て気づかされました。短いしインタルード的でコルテモニカっぽい薄い印象しかなかったけど自分のなかで大変化。ダンスと映像がブースト感を生み出し、なにより生歌がとても切ない。しっとり歌い上げた代々木でのあの"願い"よりもストレートな願いに聴こえました。
ハッとさせられた後に、アルバムでブッチギリに1番好きな曲をたたみ掛けられ降参。すっかり目の前がぼやけてしまい大変でした。でも周りがぼけただけで視界ド真ん中のあ~ちゃんはよく見えた、めちゃんこキレイだったYO...。この場面を近すぎず遠くもない場所で観れただけで来てよかったと思えました。

その後もドームでやった映像ネタをさらにドカンと進化させたかっこいい演出があったりでしばらくテンションを保って観れたんですが、最後のブロックでガクッと落差があってとても残念でした。
自分の好きな曲じゃないのが続いたというわがままな理由だしそういうノリが大好きなお客さんがたくさんいるのはわかるんですけど、いいかげん食傷気味な定番曲&定番コーナーはぶっ壊して欲しいなぁ...。メドレーとかにまとめてぶっ込んでくれたらいいのに。
トークも総じてイマイチでした。ずっと前のタマフルであ~ちゃんが言ってた「普通のこと言ってもつまらんじゃろ?」精神復活希望。
アンコールは疲れたのでイスに座って前の人の隙間からチラチラ見え隠れするスクリーンで観てたんですけど、座るとさらにブリブリの低音でびっくりしました。朱鷺メッセ音すごかったです。


Perfumeのお客さんは

・カッコイイ曲でオイオイ叫ぶ
・カワイイ曲でフリコピする
・まぁまぁな曲で1曲フル手拍子
・推しガン観&コール
・地蔵(脳内フル回転中?)

が見受けられますが、あなたのまぁまぁな曲の歌詞で自分は深いところまで浸ってるので、その雑な手拍子やめてくれませんかね、と思いました。

"微かなカオリ"の
「一緒にいたいだなんて言えない関係だし」:(全然ライブとかイベント無いし...)
「二人でいられる時間はいつもすぐに過ぎて 一人家に向かう時間は長くて」:(ライブはあっという間に終わってしまう...)
「いつもと変わらないことだけしか話せないんだよ」:(昔みたいに自由奔放な発言は事務所に禁じられてるの...)
"スパイス"の
「同じ部屋で触れていても 距離は遠くに感じてるの」(会場大きすぎて席がとても遠い...)

とかエモイところをじっくり味わいたいと思いませんか?あ、思いませんか...。サーセン。

あとライブ観てもネタバレ禁止の意味がまったくわからなかったです。運営に文句言ううるさい客がいるんでしょうね。そもそもライブ会場ではそんなこと一切アナウンスされてないしホームページの注意事項でそんなこと言われてもねー。
あ、トーク中、あ~ちゃんに内緒にしてと言われたところはもちろん内緒にします。

追加公演の武道館はもし行けそうだったら絶頂ブロックが終わったところで帰るのが吉かも。そう思っちゃうくらい圧倒的だったところと全然そうでないところの差があるライブでした。もっと沢山のお客さんを楽しませられる最大公約数に近づけるはず!ということでまた行きます。
(でもカーズのサントラCDに入ったんだから、ぶっちゃけ世界デビューして羽ばたいちゃってください!)

2012年

02月02日

(木曜日)

『ダーク・フェアリー』

ちょっと家庭に事情がある一家が引越し先の地下室にいるかなり怖い妖精に襲われる。ギレルモ・デル・トロ製作のダークファンタジー、だ。

予想を遥かに超えるブルータルさでしびれました。『叫』の洗面器、だ。
妖精が子供の歯を食べるトゥースフェアリーをモチーフにしてるそうなんですが、羽がなく武器持参で守宮みたいに壁を這い回るという自分のイメージとかけ離れたクリーチャーでおっかないです。知恵もあって2回見せられる階段トラップ、2段階鍵穴アタックに戦慄。大げさでなくさらっと描いてて音がとてもリアルで小さい子が観たらトラウマになりかねないと思いました。いっぱいいるし。
『エクトプラズム』みたいに屋敷の種明かしをババーン!としてなんとか頑張っておばけを打ち負かして終わるんだろうなと思ってたので、ラストは「うへー!」とびっくりしました。相当なバッドエンドだと思うけど...。旦那が薄情過ぎてすごいです。閉所恐怖症、だ。

主人公の女の子、空港でのファーストカットがとてもかわいいんですが暗闇の中だとほうれい線がアレで怯えたブルドックみたいでした。演技うまかったですね。後半継母と心を通わせ、ほんとの親子みたいでした、顔的にも。
公立図書館の頼りになりそうな気のいいお兄さんが援軍として参加し大興奮しながらあれこれ解説しつつエライ目に遭って死んでくれたらいいのにと思いました。アストナージ、だ。

屋敷の絵画的な美術にうっとりしつつも、前半は暗闇シーンになるとウトウトしてしまいました。
公立図書館が超絶にかっこよかったです。この映像美はスクリーンで観てナンボ、だ。
前にデル・トロさんがプロデュースした『永遠のこどもたち』より自分は断然好きっす。あちらのお母さんマジ嫌い。

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