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CANDLE OF THE DEAD

日々のカリソメ・ブログ

2011年

10月28日

(金曜日)

tengal6 2ndワンマン

@阿佐ヶ谷ロフトA。
tofubeats渾身のプロデュース1stシングル「プチャヘンザ!」フラゲ日に、自主企画イベントに行ってきましたYO。

tengal6を生んだキム・ヤスヒロプロデューサーの「スタッフが出した案、やりたいこと全部やっちゃおう」的な挨拶のとおりライブ、ダンス、トーク、映像、ビンゴ、握手、チェキ&早着替えとファンサービス精神に溢れたてんこ盛りの内容でした。
会場の熱気だけで言えばライブを重視した原宿UCでの初ワンマン、SEXCITYのほうがすごかったですが、今回はダラダラなトークがいっぱいで全体的にゆるゆるな雰囲気。いいホーム感をたっぷり味わえました(でも余裕でアウェイもホーム変える力持ってると思う)。途中の休憩タイム明けのとき、楽屋ステージ脇からひょこっと顔だけ出してフロアの様子をごにょごにょ話してたのが素で面白かったです。
VTRコーナーでは曲の複雑さがよくわかるカオスなボーカルディレクションの様子。ダンスはerika、mariko、amiの3人でHIPでHOPな感じ。ダンス後ヘッズのリアクションがあまりなく嘆くamiちゃんを見かねて、それを強要してたmeiちゃんが面白かったです。メンバーのホームならではのキャッキャ感がちょー楽しい。ayakaの「もう!仔!」というツッコミによりmarikoちゃんがいじられキャラになりそうです。yumiちゃんは出来る子キャラ、erika様のキャラ設定はグラグラみたいです。
ライブ前に最先端ヘッズの方がサプライズのクラッカーを用意してくれ、CDリリースを一緒にお祝いできたのも素晴らしかったです。そういう行動力ホント憧れます。
で、お土産いっぱいで帰りました。


プチャヘンザ!の話をダラダラと。
tofubeats氏というと自分は、Aira MitsukiのワンコインCDのMEGA MIX、TBSタマフルの申し訳ないと赤坂で年齢詐称疑惑がかかるほどの強烈なMEGA MIXの人というイメージが強く、またRemixや自身の曲もとっても魅力的。HIPHOPにも精通してて勝手に「信頼できる」認定してました。
6月2.5Dのライブ時にtofu氏プロデュースの告知があって、その後の初ワンマンでワンコーラス披露。ただでさえアイドルの6本マイクユニットという今までにない存在なのに、ハイスキルを要求される複雑なマイクリレー&キラキラパーティーチューンで、さらにパンチラインもゲット。ネクストレベルを実感しました。で、7月MOGRAで初フルお披露目(tofu氏も立ち会ってたみたい)、Ust配信もあり即ユーなんとかTubeにアップされました。鬼ループです。
それから、"プチャヘンザ!"はライブの最後を飾る定番曲になるわけなんですが、メンバーのラップがうまくなったりフリがつくだけでなく、トラック、コーラスも観るたび変わっていきました。そんなてんぎゃるちゃんの成長と同時に曲の進化も現場で見れ(全部ではない)、こないだのタワレコ13周年イベントでの非の打ち所の無い"プチャヘンザ!"完璧パフォーマンスを目にしたときはとっても感慨深かったです。
(でも自分が行けなかった9月渋谷パルコ前のときが完璧だったってキムPさんがツイートしてたなぁ...この様子はTV「キック!!スネア!!キック!!スネア!!」第1回放送分で観れます)

で、ライブとはまた違う雰囲気でEDITされキラキラ感を増した音源は、ワンカットPV、オシャレ装丁(紙ジャケ)とともに世に放たれたました。残念ながら"プチャヘンザ!"PVはDVDに収録されてないんですが、エモすぎる名曲"photograph"のエモエモPVが入ってます。絶対買いです。複数枚買っても配ったりするのが勿体無いくらいのパッケージングなので、自分で買ってください。自分は「まちがう」同様しばらく配りませんよー。
tengal6のCDは初回封入特典があるので開封しないと特典が確認できません(今回は6種のシール、当たりは直筆サイン入り)。これってあまったCDを配って普及させるというヲタ文化を嫌ってそうしてるんじゃないかしらとかなり邪推してます。商品としてとても自信があるんだと思います。というわけで買いましょう。120万枚ウレロ!
あと凄腕Remixerのみなさん、アカペラついてるのでお願いします。


新宿タワレコでPV見れます!!



おみや

2011年

10月25日

(火曜日)

『ゴーストライター』

元首相の自叙伝を書くことになるも、前任者がヘンな死に方してたり、テレビで元首相が戦犯扱いされてるしで、いろいろ迷惑しつつ大して興味のない真実に向けズブズブと運命的にはまっていっちゃう話。

公開からだいぶ経って新宿武蔵野館でもかかりだしたので、『アジョシ』以来ようやく重い腰をあげて観てきました。ちょう良かったです。カッコイイ映画。
冒頭からオチまで雑なのにとっても丁寧な感じ。なんでも知りえるインターネット力のすごさとかカーナビの強制力なんて、もう今年のベスト候補『モルモット』みたいでした。極上の映像とシリアスな中に光る度を越した雑さはとても楽しい。
主人公のゴーストライターも事件の真相究明に燃えてるわけじゃなく、なんとなくフラフラとパズルのピースを揃えていく。家族、地位、プライド等、特に守るものを持ってないっていうのがすごくいいです。肩の力が抜けています。でもしっかり緊張感があるのは音楽がカッコイイからかな。周りもイヤな感じの偉い人ばかりだし。

冒頭のシーンで強調され伏線ぽかった「ハート」という言葉。結局ゴーストにハートは要らなかったってことですかね。冒頭そっくりのラストも大変美しかった。
強い風が吹く中、庭を掃除するおじいさんがゴミ掃除してるところが、なんだかわかんないけどすごく意味があるようで印象的でした。あの場面に虚無感なんか無くてひたすらかわいい。なぜか泣いてる運転手もハートフル。

2011年

10月18日

(火曜日)

ヒャダイン×前山田ナイト

@新宿ロフトプラスワン。
前半がヒャダインについてのお客さんからあらかじめ集められた質問に答えるゲストなしのピンコーナー。後半はアイドル、J-POPプロデューサーとして、プロインタビュアー吉田豪氏を招いて対談&前半と同じく質問にバシバシ答えていく感じ。

夏に同じ場所でやったkwkm祭でもすごいしゃべりが面白い人だなーと思ったら、この秋から文化放送で生番組やってるんだそう。中高男子校だった所為かかなり低俗な下ネタが多いけど、まじめで潔癖(「NG設定多い」)で謙虚な性格という印象でした。朝8時起きで夜12時に寝ちゃうし、がっちり自分で料理もするみたいです。でクリエーターだけでなくエンターティナーとして人を楽しませられるから京大卒すごいなーと思いました(客席まわりながら2曲歌った)。「ヒャダインのじょーじょーゆーじょー」 に出てくるラブゴリラってなんですか?という質問にPV流してあかりんゴリラをピタッとサーチ、バカうけするなか満足げにビールを飲んでからゆっくり答えるところはしびれました。

で、個人的な関心はエビ中で、楽曲やメンバーについての話が聞きたかったんですが、もう7割くらいももクロ。特に後半はほぼももクロでした。
エビ中については理事長の(狂った)要望に応えてるだけで、タイトルとかもメールや口頭で軽ーく投げられるんだそう。
10人それぞれ成長してて今すごく良い状態、次の曲も準備中とのこと。ただエビ中のボーカロイド・安本彩花だけは素人感がまだまだガッツリ残ってるのでなんかいいみたいです。それを「反ジョンベネ感」と言ってました。ひどい語感です。

ももクロの楽屋で勉強教えたり、あかりんの「じょーじょーゆーじょー」PV出演についての悩みをケアしてあげたりでいいお兄さん役をやってるようでこれからもいい関係でいけたらいいですねー。事務所も一緒だし。

イベントが終わってから、ちょっとビーンボールなトーク内容がとても断片的に電脳世界にもれてしまい、いろいろめんどくさい感じになりました(自分のツイッターTLで)。イベントがすごく楽しかったのでそれを伝えたいって気持ちはわかるけど、現場の空気とか文脈がわからない状態でピンポイントの情報をまき散らかすのは、ただ見せられる方は混乱しちゃいますよねー。それをありがたがれる場合も多々あるかもけど、今回のは誰もトクしないだめなケース。そのうち金払って現場いっても面白いトーク聞かせてくれる人いなくなっちゃうYO!自分も気を付けまーす。


↑ラブゴリラは2:34!





2011年

10月08日

(土曜日)

私立恵比寿中学ワンマンLIVE 体育祭&文化祭

待ちに待ったエビ中初ワンマン@O-EASTに行ってきましたよ。
エビ中は、ももクロの妹分とか「キングオブ学芸会」「不安定な歌唱力とキレのないダンス」なんて紹介されている10人組のアイドルグループ。ももクロからあかりんが抜けた4月以降、たぶん1番熱心に追いかけてます。
この1月から6月で3人転校(脱退)してたり、中学2年のリーダー就任式、中3組の来年もエビ中続行決定と短期間でドラマチックな大展開。シングルCDも今年入ってすでに4枚目(しかも良曲揃いで破壊力抜群)と超イケイケ。そして失敗したりする毎によく泣きます。とてもエモイです。

そんなエビ中の集大成ライブは体育祭(1部)と文化祭(2部)と銘打ってたので、ももクロ中野大会1部みたいにソロやユニット曲や、お決まりのでかい告知とかあってお祭感を出してくるのかなと思ったら、そういうギミックは全く無し。テープ打ち、ネタばら撒きすらありません。簡単なセット(ひな壇とエビロゴ垂れ幕)で映像と全員でのライブだけというシンプルな構成でガッツリ。しかもこないだ新曲を3曲も初披露したばかりなのに、さらに2曲の未発表曲を繰り出してきました。びっくりです。

まずオープニングの映像でびびりました。メンバーそれぞれの放課後風景と思われる場面がエビ中曲のインストとマクガフィン的なエビのぬいぐるみでつながっていくんですが、もう超すごい。映画です。なによりみんなかわいく撮ってもらえてて素晴らしい。ザキミヤリーダーvs美怜。これは1部と2部でほぼ同じ内容でしたが2回観れてよかったです。

1部折り返し時の映像がまた恐ろしい出来。メンバーが雑談させられ、その奥でスタッフがいるだけ。これを素晴らしいカメラワークで追っていく。あまりにも凄かったので映像を作ったスタッフの方にツイッターで感想をつたえたところ、「エビメンの映像は撮影と編集さえしっかりしてれば下手な演出なんか必要ないのが実証されている」「エビ中はそのままなのが一番魅力を発揮できる」と返事を下さいました。表情のとらえ方がジョナサン・デミ『レイチェルの結婚』みたいでホント驚きました。一瞬一瞬儚さがあってとにかくエモイんです。会場では時間経過の表示で笑いも起こってましたが、じぶんはボロ泣きでした。

2部の折り返し映像はメンバーへのインタビュー。こちらもシンプルでくそウザイテロップや効果音、ナレーションなし。うっすらBGMがのってるだけ。複雑に答えるメンバーの順番を入れ替えてて引きつけられる構成。といっても手抜きでもあざといこれみよがしなものじゃなく、推しのメンバーでも新しい(知らなかった)一面が垣間見られる内容でした。

で、ライブは超よかった。O-EASTでのライブは6月のイベントでも見てましたが、ライティング、新衣装、新曲いっぱいでその比じゃなかったです。1部2部で2曲ずつくらい入れ替えてただけのセトリだけど曲順はかなり変えてました。最近セトリから外れ気味だった"チャイム!"が両部ともあったのが印象的(2部の"もっと走れっ!!"→"チャイム!"の流れが特によかった)。14曲とか観せられるとバカ曲とエモ曲が極端過ぎて、おじさんは笑いながら一気に涙腺がやばくなってしまいます。新曲の"エビ中出席番号の歌 その①"はそれぞれユニゾンでメンバーが歌って→ソロパートの繰り返しを10人分。ヒャダイン曲ですが作詞にメンバーとスタッフが絡んでいるのか気になります。全部ヒャダインだったらすごいなー。このワンマンの目玉曲だったんじゃないかなと思います。エビ中の魅力ブリブリです。

2部の本編ラスト曲前に校長からMCの宿題が課せられ、1人ずつステージの前に出て泣いたり笑かしたり。こんなの観たらエビ中メンバー全員をより深く好きになっちゃいます。
最初に書いたとおりking★Of★Gakugeeeekaiってことでユルい感じであんまりすぐ大きくならず、もうしばらく月に2回くらいインストア等で無銭を観れる存在ならいいなぁと思う反面、ガンガン上にいかなきゃ勿体ないっていう能力を持ってるメンバーもいて、いつまで今のメンバーのエビ中が観れるのかとか考えちゃうと複雑です(マンガ『ホイッスル』の選抜に選ばれた主人公みたい)。そのへんの儚い感じこそがアイドルなんでしょうけど、初披露の"一生友達"の歌詞がストレートなお別れソング過ぎてガチで超怖かったです。「絆」感をこれほど見せつけてくるライブは初めてで楽しくてエモくて寂しくて、もうなにがなんやらでした。エビ中これからどうなるのー!!!?
とりあえず今回の映像班にMVを撮って欲しいです。絶対すごいの出来ると思います。


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渋谷galaxxxy in Hi-Fiのメモ。ヒロノちゃん...


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↑インディーズイシューのインタビューリンク



評判悪いな...

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