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CANDLE OF THE DEAD

卑屈で後ろめたい日々のカリソメ・ブログ

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2011年

03月26日

(土曜日)

『ビー・デビル』

『冷たい熱帯魚』同様、去年のフィルメックスで観て、またすぐ観たい!と思った極上韓国バイオレンス。
 →初見時の簡単感想

表向けのテーマは「イジメを見て見ぬフリはよくない!困っている人に手を差し伸べよう」という文字にするとACのCM級に薄っぺらく、余計なお世話だバヤロウなことになっちゃうところ。でもイジメ対象の説得力がバッチリなので超重くのしかかります。ああいうドン臭いの絶対クラスに1人はいる。

で自分がとても惹かれたのはネチっこい首チョンパや男たちのゲスさでもなく、『ハイテンション』、『マーターズ』に見られる女同士(片方)のガチな愛情の凄まじさ。
『ハイテンション』はスラッシャー映画の皮をかぶった壮絶に悲しいラブストーリーで『ビー・デビル』同様、相手にグサリと拒絶されてしまう姿が涙を誘います。『マーターズ』は弱い友達を守りたかったがために怪しい組織内で最低最悪な目に遭うも、最後まで原因になった友達をまったく恨むそぶりがない。現状を呪わない。唯一の存在だからただすがりたかっただけなのかも。かっこよさとは違う他の誰にも向かないちょっと不気味な偏愛を感じます。このへんはジョニー・トーとかの男のキャッキャ映画とちょっと違う味わい。女の激情はかっこ悪いのがよいです。

孤島でいたぶられながらも逞しく生きてきたボクナムに感情移入して超可哀想と思うと同時に、自分がヘウォンだったら道端で猫の轢死体を見たような表情で、傍観者にすらならないのかも。わざわざ昔の楽しい記憶を呼び覚ますんじゃなく突発的に動けないとねぇ。
『ハイテンション』のキチガイ超怖ぇー的な終わり方も好きだけど、こちらはもっと進めたエピローグがついて気持ちよく終わります。でもあの女体が島シルエットに重なるのはダサ過ぎないすか??

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2011年

03月19日

(土曜日)

『市民ポリス69』

ももいろクローバーの早見あかりがヒロイン役、他のメンバーもカメオ出演ということで楽しみにしていたけど、当初は公開翌週、翌々週の吉田豪vsももクロのトークイベント付上映に狙いをさだめ行くつもりでした。が、このクソ天災の所為で、新曲発売ツアーも大詰めだったももクロちゃんのライブがガンガン中止、この映画の初日舞台挨拶もチケットが発売されるも即中止、吉田豪トークも中止、ツアーファイナルの上野公園無料ライブも全部中止な中、無事初日をむかえたので、早い時間から劇場はもも欠な(:ももクロ現場に飢えまくった)ファンだらけ。夕方1回上映にも関わらず窓口が開く朝から席を求め集ってました。
そいう状況をヲタ用語で「おまいつ(:おまえいつもいるな)」というらしい。

と前置きがたいへん長くなりましたが映画は、治安が悪化した日本で、善良な市民が街を守らされる犯罪検察組織「市民ポリス」制度が発令。一応妻子のあるうだつのあがらない配送のおっさんが、コンビニ店員の我らがあかりんに恋をしつつ市民ポリスの任務を頑張ったり頑張んなかったりする話。

まずギャグがコンビニ店長、佐藤二朗の独壇場。まるで実写版『ピューと吹くジャガー!THE MOIVE』のハマーをやった小木のよう。登場シーン全部がガビーン系のギャグですごかったです。あかりんがそんな俳優と女優として絡んでるのが超新鮮でなぜかウルウルきたのでした(『シロメ』はほぼガチだったので)。
それから『ファッションヘル』主演でエ切ない演技を魅せた原紗央莉が大事なのっけのツカミを担当。14歳のアイドルが出てるのにいろいろ丸出しで吃驚でしたが、後半はすっかり(主にエロが)フェイドアウトしていったのが逆に印象的。もっといろんな映画でみたいものです。
で、市民ポリス長官(都知事)や他の市民ポリス、ヤクザ、闇の組織が入り乱れ、話の本筋が行方不明になったと思いきや、まさかのスター錦野の登場によりしっかりとオチがつくので、満足度がグッとあがりました。少なくても自分の中では。
実写『~ジャガー』や男の墓場プロダクションの映画が楽しめるならオススメです。自分で「ガビーン」と突っ込みながら観ましょう。でも見所になりうる屋敷での銃撃戦が、意図的にか知らないけども単調かつ長くて少し眠くなっちゃった。

2011年

03月19日

(土曜日)

『ランナウェイズ』

『キックアス』のヒットガール襲撃シーンにて歌詞付でかかる「バッドレピュテーション」。これを歌うジョーン・ジェットがいたバンド、ランナウェイズのメインボーカルの自伝映画化。
といっても自分はFORUM初のチームビデオで「バッドレピテーション」に触れたのが初めてでバンドのことは全然知りません。で、このクソ地震で大変な中わざわざ観にいったのはあのマイケル・シャノンがかなりいい役で出てるっぽいと嗅ぎつけたからです。

マイケル・シャノンといえば'08個人的ベスト『BUG/バグ』での準主演、『レボリューショナリー・ロード』、『その土曜日、7時58分』では脇役なのにイヤーな存在感。デカイ図体、人をおちょくりまくった顔ヂカラ、まるでフリースタイラーのように発する力強い言葉がスクリーンからマジでガンガン飛び出てました。(『バッドルーテナント』ではニコラス・ケイジに軍配があがったけども)。ということで今気になる男優No.1です。

そんなシャノンさん、今回の役どころはクソガキを集めてガールズバンドをあの手この手で作り上げる奇才プロデューサー。イメージどおり無茶苦茶やってて納得の配役。登場シーンこそおとなしいもののだんだんエンジンがかかってきて、ヤジ対策特訓とかすごいファックシーン、最後の大全開なハッチャケっぷりまで全部が楽しすぎる。
監督が写真家らしく、構図とか画づくりがとてもかっこよかったけど、女の子のサクセスストーリー、栄光と挫折をドラマチックには描いてないので、そういうのはオマケと割り切ってマイケル・シャノンの怪演を観るのがオススメです。でもジョーン・ジェットは本気でクソかっこいい。個人的にはウェルメイドな傑作『ローラーガールズダイアリー』より繰り返し鑑賞に堪えれそうな素晴らしい内容だと思いました(マイケル・シャノンの歪さが)。

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2011年

03月09日

(水曜日)

ももクロ新曲デイリー発表

ららぽーと豊洲で、ももクロちゃんニューシングル「ミライボウル」のデイリー発表イベントを見てきました(まぁ、横浜ブリッツから行きっぱなしなんすけどね...)。
夜風がとても冷たい中、CDを買うと入れる有料エリアの整理番号が500を超えるという集客。ライブ前の特典会でかなこが水上ステージから客席へ幅跳びしたり(しおりんもいきたそうだった)、メンバー同士で激しくじゃれ合ったり。そんなリラックスムードの中でも、タワレコ新宿・渋谷でデイリー1位という情報が入ってたので期待が高まります。

で、当然のミライボウル衣装でライブスタート。PA不具合っぽい音飛びありで2曲やって、薄着な上冷たい風の所為でいつも以上にカオスな自己紹介後、アクロバット組のストレッチからの「ミライボウル」。サビくらいに音ストップ。ざわついたところでベイダー卿のテーマ。最初の音飛びもストレッチのタイミングも、ももクロと客を騙す演出かも?と勘ぐりたくなる『シロメ』的面白がりアプローチ。大好きです。

声援ドラムロールからのリーダー・かなこによる発表。3位。あかりん固まってた。
記念のカメラ撮影と最初のコメント振りはスタッフさんの指示で、そこからは全部ももクロだけで仕切ってた。関心。若干コメントがまとまってないメンバーもいて長くかかったけど、メンバーそれぞれいい事言ってました。あーりんの「流しソーメン比喩」、ももか「ループ厨」、れに「ミライボウルの歌詞は深い」、しおりん「あかりんに詰め寄る」、ここぞって時に魅せるかなこのリーダー力。
勝手な脳内変換&うろ覚えでニュアンスが違うところもかなりありそうだけど、あかりんコメントはこんな感じ。


「ももクロとしてずっとやってきて私の1番最後のツアーで、とにかく4/10の事は考えずにこのミライボウルのツアーを楽しみたいと思ってやってきました。
すごい楽しいツアーになって、大きい会場でもやらせてもらえて、Zepp Tokyoでは、ももクロちゃんと一緒に踊れるのもあと少しなんだなと思い、揺れるペンライトとかを見たら涙が出ちゃったけど、今流している涙はもう少しで辞めちゃうとかそういうのじゃなくて、すごいアーティストさんがいる中でみんなでこんないい数字をもらえたから。なんかわかんないけど「3」という数字は前から大好きで、学校のクラスが3組になるとワクワクするくらいなので、みんなと獲れてうれしいです。
デイリーは終わりましたが、ツアーはまだあります。みんなと最高の思い出をつくりたいし、早見あかりも頑張りますので、皆さんもついてきて下さい。ありがとうございました。」


一部でいろいろ話題になった先日のステージ上での涙のわけと、今日の涙の意味を説明してくれましたよ。エライ。とにかく「もう少しで辞めちゃう」感を払拭してつっ走るのみなのです。

コメント後、おしくらまんじゅうをやりつつ、れにちゃん以外がストレッチ。まるで「しゃべくり」予告のカオスな光景(あかりんの開脚!)。で、「ミライボウル」「Chai Maxx」をやって会場の音だしタイムアップ。急遽「ループ大歓迎!ハイタッチ会」がはじまり、突然の大盤振る舞いでもう会場は暴動寸前の大騒ぎでした。



2011年

03月05日

(土曜日)

『アンチクライスト』

去年輸入盤DVDを観てガビーンときたトリアー最新作。ボカシはあるが切株慣れしてようがしてまいが誰もを強烈に傷つける最悪に凶悪なあれもノーカットらしいということで公開初日に行きたかったんですが、ここのところのももクロ地獄と、実家近くのシネコンでかかるということで初日は我慢して、ようやくプレビ伊勢崎で観た(ここはファニーゲームUSA、白いリボン、熱帯魚まで網羅する最先端シネコンの理想型!)。

シャワープレイで盛り上がってる最中に幼い子供を失い、ひどい鬱になった嫁。自称セラピストなので病院から連れ出し、自力で救済しようとする夫の物語。
といいつつDVD初見時は嫁側に比重をおいて観てしまったんです。だから再生しようとする夫婦のお話だと感じ、画的にショッキングなラストに大変落ち込みました。で、当時いろんなレビューとか読んで繰り返し部分的に観たんですが、「男がキリストで女がキリスト相手にいろいろ仕向ける悪魔。だからあの結末からアンチクライストという言葉が浮かび上がる」みたいなフウにいったん(どこかの受け売りっぽく)自分の中で纏まりました。
が、今回訳付を観て全然違う印象を受けびっくり。完全に「夫の物語」だったのでした。とっても気分が晴れやかになった!
嫁が発するある言葉によりピカーッ!っと後光が差すかのように神々しい(実際は薄暗い)シーン。自分が無知で傲慢だったために悪魔に付けられた足かせ。それを取り外す道具を発見したときの開放感。究極に親切で分かり易い表現で、煩悩からの最終解脱、最高のカタルシスを描いてる。去年の個人的ベスト『エンターザボイド』における"THE VOID"というバカデカテロップの上をいく素晴らしい場面です。そしてエピローグ、草の実をムシャムシャ食べる夫の晴れやかないい顔。
トリアーも自分のセラピー的に作ったみたいだし、園子温監督も「爽快な気分」とコメントを寄せてる。自分も仗助の「スゲーッ爽やかな気分だぜ。 新しいパンツをはいたばかりの正月元旦の朝のよ う―によォ~ッ(JOJO4部)」という心持でガラガラの劇場を後にしたのでした。こういう人間賛歌がもっとあっていいと思う。
嫁が鬱になった旦那さんにおすすめ。さらにこじらせて離婚してるなら必見!ということで自分にとっては癒し映画です。すっかり癒された。

で、究極に親切で分かり易い表現と書いておきながらなんで初見時に気づかなかったかというと、やっぱり大問題の最悪に凶悪な切株シーンに引きずられてしまったからです。だから今回はあのボカシのおかげで嫁側に偏らずフラットに観れたのかもしれません。
それからパンフの高橋ヨシキさんのテキストが最高に素晴らしいです。20回くらい読みふけりました。絶対買いです。(他の精神科医と評論家のやつは読まんで結構!イライラする!あんなドグサレ文章は黒く塗りつぶせ!)

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2011年

03月03日

(木曜日)

『デッドランド』

東京国際ゾンビ映画祭で観た!満席。自分は補助席でした。
どっかでなにかの賞を獲ってなかなか評判がよさげ、というわずかな情報しかなかったんですが、本映画祭主催者の江戸木純さんによる上映前の淀川さんばり解説で期待値がグッとあがる。
・『クレイジーズ』『ゾンビ』『バタリアン』等を足して薄めた感じで、すごい低予算(約50万円)だけどソンビ映画ファンなら楽しめる、ゾンビ愛を感じれる内容。
・監督は『ランドオブザデッド』のエキストラ出演して映画を作り出した。
・原題は『デッドランド2:トラップド』で2作目だけど、1作目としての日本上映を監督が望んだ・続編は『デッドランド:ニューワールド』で現在資金集め中。
というようなことをおっしゃってました。

で映画は、アメリカの田舎で政府がウィルスを使って人をゾンビっぽくし、それを兵器化する実験を実施。運悪くその地域に居合わせちゃった若者が映画館に避難しつつ一晩限定で大変な目に遭う話。
ゾンビはガラスをバンバンたたくノロノロゾンビと見せかけて、ダッシュもできる。『ザ・ホード』までいかないけどなかなかの大群。夜なので暗闇にスモーク焚いていい雰囲気です。オーティスみたいなガイコツ風メイクも悪くないです。
次、ゴア描写。「ゾンビに襲われると人間がゴムっぽい質感に変化する」セオリーどおり、よく伸びます。もうピザのチーズかっていうくらい糸引きます。すごい!しかも顔面のダメージで!
そして人間同士の争い。絶望する人、助かるために頑張る人、噛まれて徐々にゾンビ化に向かう人、健気な女の子など十分なキャラクターです。ノーギャラなのにとても頑張ってる。政府側内部ものっけからささやかながら揉めててリアルです。
で、1番たまげたのが、冬月でなくても「ムチャをしおる。」と言いたくなる伏線放棄。主人公はガンショップで働いてて、後半にその店で大量のの銃器を調達し燃える展開になるんですが、安さを武器にしたオチ(?)が待ってて本当にびっくりしました。あれがニューヨーク・エンディングの進化版ってことか...
ちょと単調な音楽が延々鳴ってて途中キツかったけど、長くてしつこい思い出スライドショーのエンドクレジットまでがっちり楽しめました。NINGEN MANGA PRODUCTIONS万歳!夏にはDVDになるそうです。


2011年

03月01日

(火曜日)

『その街のこども』

子供の頃に体験した大震災がトラウマになってる男女が、ひょんなことから追悼式前日の夜道をしゃべくりながら歩きまくるロードムービー。
震災を体験したことがなく、実際に被災した身近な人に話を聞いても「結局自然災害だし、もし起きたら逆に世紀末感が味わえて楽しそうかも」とぼんやり不謹慎なことを考えてる自分なので、この超大絶賛されてる映画で自分の中のヘボイ何かが少しでも変わるんじゃないかと素敵なサムシングを期待して観た。

が、モリミラが上司の津田寛治のムチャ振りされたり、サトエリの逆ナンというコメディ感あふれる導入部こそニヤニヤして観れたけど、よーくある女の後先考えないイヤなブチキレ拒絶からの、お互い気まずい雰囲気なのにグダグダと一緒にいる感じとかもうイヤだった。でロードムービーのくせに何も起こらない。後半のサトエリが喚いてるあたりでどうでもよくなったのかすっかり寝てしまい、どうやら多くの人がハイライトにあげてるっぽい手を振るじいさんあたりで起きた。サトエリのわがままなウザキャラに魅力を感じないので、あの2人で夜道を歩くというシチュエーションを全くうらやましく思えなかったのが敗因です。音楽もあざとさを感じ自分には合わなかった。チーン。

いやー、しかし、自分がブチギレたことをうやむやにする女ってなんでこんなにイラつくんだろ。キレられたほうとしては怒った理由を尊重しているからこそあえて距離をおいてあげてるのに、何事もなかったかのようにテキトーなこと言って寄ってきやがる。そのくせ「(男関係が)うまくいかないなー」とかしみじみ言いやがるんだよ!そんなの当たり前だよ!「絆」が大事ならちゃんとやれ!ばか!ブチギレたことに全然覚悟がねぇのがムカつくんだよ!
とか言うとみんなにすごく嫌われます。えへへッ

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