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CANDLE OF THE DEAD

卑屈で後ろめたい日々のカリソメ・ブログ

2010年

06月28日

(月曜日)

『SRサイタマノラッパー2

女子ラッパー☆傷だらけのライム』初日初回をバルト9で観た。
『1』は元クラスメイトであるみひろの存在のおかげで一皮ムケたIKKUの姿が超感動的でしたが、続編ではそのIKKUがズルムケになっててとてもビックリした。今回の主役である女子ラッパー達がどんなことになっちゃうのかは、他人のレビューなんか見ずに是非劇場で確認してください。バルトはフル回転中。
サントラがCD屋で手に入りますが、観賞後の方がよりグッとくるものがあると思います。あと『1』の会議室にあたるシーンが一番の笑いどころでした。走り屋ラッパーの子のおケツに注目。ドイヒーです。
作品はもちろん素晴らしいし、『1』のときから続く熱心な宣伝活動を何度も目の当たりにしたので、監督をはじめスタッフ、出演者や関係者の方にはこれからいっぱい色々報われて欲しいなぁ。ということで最寄りの浦和のユナイテッドシネマでもう2,3回観ます。

この日は夕方からサイタマの上の方(のどかな田舎)で安藤裕子のアコースティックライブを堪能。客の反応が良く安藤裕子さんはとてもうれしそうでした。
次の日のキノコホテル実演会。前日にサイタマの下の方で実演をされてきたらしいのですが、客の反応がとても悪く支配人がぷりぷりしながらサイタマをディスっておられました。
地元サイタマについていろいろ考えさせられた週末でした。




2010年

06月25日

(金曜日)

『殺人犯』

キムギヨン祭り以来、久しぶりの六本木シネマート。あの傑作『ローラーガールズダイアリー』もかかるみたいですよ。
物騒なタイトルがだめな意味で逆に不安ですが、グロゴアは頑張ってるしオチもすごいと秘宝に書いてあったので観た。香港ホラーサスペンス。
刑事の仕事も順調、キレイな嫁さんに子供もいて、絶景を見渡せる豪邸住まいが、ある日通報先で襲われ記憶喪失。一緒に行った同僚はなんかすごい肉の塊になってるし、記憶は全然戻らないし、幼なじみもガンガン殺されるし、その殺人容疑も自分に掛かってるやらでいろいろ大変な目に遭う話。
コントみたいな笑いシーンが多い暴力韓国映画とは違い、両目玉に釘からの轢死スタイル、無駄に長いのにやたらかっこいいチェイスくらいしか楽しいシーンはなくて、長いなぁ、監督一作目だっていうしハズレかなぁと感じるころに、すべてをぶっ飛ばすほとんど反則なオチが待っていました。さらにオチ発覚後の、たぶんいままで見たこと無いアガる衝撃の展開に笑いが止まりません。たまげた。
似たようなフレンチスリラー『蛇男』が好きなら絶対おすすめ。オチがわかってる状態でもう1回観たい作品。"アイツ"が初登場した瞬間、どんなツラしてやがるのか確認したい。

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2010年

06月19日

(土曜日)

『ハロウィン?』

初日初回。アルジェント幻のジャーロ『4匹の蝿』の後に観た。隣では『ヒーローショー』がかかっている。シアターNは偉大だ。
『?』は『?』の直後からスタートして、早々に運命のいたずらでマイケル復活。当然邪魔者をいろいろぶっ殺しながら妹を追います。わんこも××ます。ぶっ殺し方が『?』よりさらにパワフルで、顔面にでっかいナイフをグサグサぶっ刺したり、顔面を強烈ストンプで『アレックス』のホモ野郎みたいなことになったりします。ハロウィンパーティーのシーンでバンド演奏がありますが、音量はぶっ殺す効果音のほうが完全にでかくマジでとんでもないことになってます。一番前で観たからかもですが余裕で爆音上映レベルだと思います。
でも見所はそんなスラッシャーなところだけでなく、マイヤーズ家の家族の絆だったります。『ハイテンション』におけるマリーの完全一方通行な強い愛みたいな感じで泣けるんです。冒頭のおかん&白馬(黒王号みたいなでかさ!)にむかっていくマイケルの後ろ姿にグッときます。すっかりマイケルの味方気分です。
そして続編も作る気満々な感じで終わります。やっぱりロブゾンビは超サイコー!超ファックユー!
ロブゾンビの映画はパンフを作らないとどこかで見たけど、今作はパンフがある。高橋ヨシキさんの解説だけで絶対に買いですよ。マーダーライドショーとかデビルズリジェクトのTシャツがいっぱいあったが我慢した。

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2010年

06月18日

(金曜日)

『マイブラザー』

あまり公開館数が少ない映画なのに近所のシネコンでかかっていた&外回り仕事からの直帰でタイミングばっちりだったので観た。

真面目で面白みのない兄貴がアフガンで戦死。できそこないの弟と兄貴の帰りを待ってた女家族が気持ちをすっかり切り換えいい感じによろしくワイワイやっているところに、ゾンビのようになった兄貴が帰ってきてしまうという大変気まずい話。
兄貴にとってはいろいろ最悪な状態が続いて心の病になってしまう過程、嫁と二人の子供が弟にすがるようになる状況とも丁寧に描かれていてとても説得力があるのでダレません。特に上の子による妹への燃えたぎる嫉妬心をゾンビなお父さんへ爆発させるシーンはよかったです。スケートリンクへ向かうグッとくる前置きシーンも合わせて快感。
それから、兄貴が弟に「おめえ、嫁とやったべ?おれの嫁は超いい女だもんな~」という問いに、少し疚しいところがあるオロオロする弟。夏目漱石の『行人』みたいに疑惑を掛けられた嫁と弟で二人に旅行へ行かせる展開になって、早々にだめ兄貴対処法でも考えればよかったのに、ヘンに気遣って普通に生活するだけなのが少し残念でした。
で、すすり泣きがたくさん聞こえたラストはとっても薄口(U2の歌がずるい)。ここも『行人』みたいに、一番信頼できる人に寝顔を見られながら「もうこの人は死んでしまったほうがいいんじゃないかしら?」と思わせる暗黒ラストだったらベスト級だったのにもちろんそんな展開にはなりません。
ということで『行人』はやっぱり超すごい!

2010年

06月17日

(木曜日)

『サバイバルオブザデッド』

池袋、初日。ゾンビアロハ’07で行ったらゾンビアロハ’09のお客さんがいて軽くおじぎをしてしまった。

POVスタイルだった『ダイアリーオブザデッド』の続編ロメロ。ロメロが続編。ロメロスピンオフ。
ゾンビ発生から6日後、すっかりどん詰まった追い剥ぎ州兵がなんとなく希望の島に向かい、大銃撃戦をする話。
『ダイアリー』ではかなり薄く感じた、人同士の争いが冒頭から炸裂。人が人を問いつめてるところにゾンビがのっそり強襲。続いてゾンビ化した子供をかくまう家でのモラル対決。超最高です。
いろいろあって、島に着くと頭の固い老人同士の大げんかがメインでゾンビはただの邪魔で面倒くさいだけの存在。全然恐怖の対象ではありません。『死霊のえじき』の本格的なものと違い、鎖につながれてテキトーに実験させられたり飼い慣らされたりしてます。バブみたいな賢いゾンビはいないけど、郵便ゾンビや薪割りゾンビが泣けます。ノロノロ動くもんだから余計に。
そしてジジィの大げんかが絶頂をむかえる、馬と大量のゾンビが入り乱れまくるラスト15分は怒濤の展開。待望の胴チョンパもあるし、何よりジジイの決めセリフがクソかっこいいのですぐ2回観たくなり、実際2日後に観た。シニカル全開!次作の人間がどう描かれちゃうのか楽しみでしょうがありません。
結構派手なのに、なんだか地味な印象なのはやっぱり遅ゾンビの所為なのかなぁ。それとも(嘘くさい)イケイケで熱血な若者がいないからか。

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リピーターオブザデッドでもらえる立方体メモ。

2010年

06月11日

(金曜日)

『アイアンマン2』

『1』は『トウキョウソナタ』と同じ日にチケット予約してて、先に観た『トウキョウソナタ』の重厚さにすっかり打ちのめされてしまい、普通に観たら絶対楽しいはずの脳天気な『1』は呆け観で終わらせていたのでした。だめ観賞。
で、『2』は新キャラでミッキーロークとスカーレットヨハンソンがすげー暴れるっぽいし、アイアンマンもパワーアップしてとにかく凄そうで期待は当然高かったけど、なんかとても薄口で特に印象に残るシーンがなかったす。
まずスカヨハ。背の高い女の人と並べちゃダメ。魅力半減です。アクションは頑張ってたんでしょうが、あれだったら『ザ・スピリット』のコスプレ祭のほうが全然よかったです。
ほんとに恨んでるのかよくわからない敵役のミッキーロークは予告の勇姿だけ。馬鹿なサムロックウェルに資金援助をしてもらいラストバトルを盛り上げるために色々作るわけですが、あの馬鹿を肉片にしないでいいのかよ?あのからっぽ全開の素晴らしい演技が報われないよ。そして負け惜しみじゃないのかもしれないけどそうにしか聞こえない意味ありげなつまんないセリフ。がっかりです。アッグガイみたいなインパクトのあるスーツだったら弱くても全然問題なかったのに。
あとドンチードルいる?

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2010年

06月09日

(水曜日)

まとめ日記

日曜。
あまり興味がなくてスルーしていた『インビクタス』と今のところ今年ベストの『バッドルーテナント』の2本立てを新文芸座で観賞。クソ真面目クソ美談映画を観てからの強いニコラス・ケイジはさらにサイコーだった。やっぱりこれがベストですよ(エンターザボイドは別格)。
で夜はすっかり慣れた吉祥寺通い。爆音『暴走パニック大激突』です。最前列で堪能し、あまりのハイテンションぶりにしばらく頭がのぼせたような状態になって困った。

月曜。
いつもは大体テキトーな仕事が急に激務に。外まわりとかもしてぐったりした状態で今週で終わっちゃう『エンターザボイド』3回目。
『ラブリーボーン』は今まで観たリベンジムービーを半ば台無しにしてしまう凶悪さが素晴らしかったけど、これのラストでは(オレだけかもしれないが)マジですべてを無効化してしまうパワーがある。1回目が落ち込んで、2回目は噛みしめて、3回目は思わず吹いた。監督の悪意が超すごい。あそこに辿り着くのに143分必要なんです。DVDで観ても絶対だめです。

火曜。
爆音『HOUSE ハウス』。友人のおかげで良番をゲト。バウスもハウス仕様に変身し上映中はもちろん上映前もいい雰囲気、そして上映後に実は大林監督が一緒に観ていたというとんでもないサプライズ。そのまま客席からステキな挨拶があり極まった。最前列だったし、盛り上がるシーンは超爆音が鳴り響くので、会場がどのくらい盛り上がっていたのかが全くわからなかったがとにかくすごい映画体験でした。
爆音映画祭はあと最終日に行きます。

水曜。
文学フリマで大人気だった映画評同人誌『Bootleg』のトークイベントでまた中央線。
会場入る前に、中古ソフト屋でビデオとDVDを物色していたら、古澤健監督が隣でビデオを見ていてビビった。
ちょろっと予告っぽくあった『ヒーローショー』についてバトルトークが無かったのが少し残念でしたが、イベントは各コーナー全部楽しかったです。最後のまとめは思いの外真面目でびっくりでした。

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もう終わり。土曜からは『ねこタクシー』

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阿佐ヶ谷ロフトはTRASH UPのイベント以来の2回目。

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今日買ったビデオ&DVD

2010年

06月05日

(土曜日)

『ヒーローショー』

十時映画祭で『ワイルドバンチ』観た後、ちょうどいい具合の時間だったので続けて観た。
お笑い芸人目指して上京してきたカラッポ人間が、戦隊ヒーローショーのバイトをはじめたがために、元相方の女絡みのどうでもいい抗争に巻き込まれてとんでもなく迷惑する話。
その抗争にカラッポでバカが昔のヤンキーとは全く違う薄い仲間意識でワラワラと集まり色々やり合うも、結局全然場を仕切れないバカばっかなので『オールナイトロング』っぽく普段はおとなしそうなゲーマー君が大暴走。舐められない為のテキトーな喧嘩もいい感じで歯車が狂いはじめます。口ではマブダチとは言ってもジョニー・トーの映画の様なファンタジックな友情は微塵もなく、問題解決に向けみんなで力を合わせて頑張ることができず、自分の保身ばかりで面倒なことは他人まかせにギャーギャー言うだけなのがとてもリアルで怖かったです。しかも自分のしでかした事の重大さをすっかり忘れて、即足が付く人の車で選挙カーにゆかいな攻撃をする。もうカラッポ過ぎてあっぱれ。あの一番下っ端のチャラいカレは度肝を抜く登場シーンから最後まですべてがだめ過ぎて最高でした。そして同時に怖さも。
で、芸人志望の方とは別にもう一人主人公がいて、そいつがすごく不器用だけど根は健気でいいヤツというキャラも話の展開も『息もできない』の主役サンフンみたい。「シーバルロマ!!」ってすごい言いそう。演技もすごくよかったです。
『息もできない』で窒息寸前だった人はコレ観たら死んじゃうかも。こっちは問題の根っこがどこだか見当もつかないとエンドロールの曲(なんというセレクト!)を聴きながら感じました。

最近子供の虐待死ニュースが流れると、そんなろくでなしの虐待攻撃から奇跡的に逃れながら育てられても、後々いろいろ大変な人間になってしまう気がするので、早いウチに殺されといて正解なんじゃないのという面もあるんじゃないと思ってしまうのは内緒です。
つっこみどころとしては、主人公が後半にヒーローショーの大変目立つ格好で電車移動するんだけど、絶対財布持ってないはず。

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N2兵器@荒川

2010年

06月02日

(水曜日)

『あの夏の子供たち』

欠点だらけだけど温かいオーラをまとう映画プロデューサーが追いつめられて自殺(主に金の請求)。残されたの女子供だけの家族が悲しみを乗り越え一応再出発する話。
「先の見えないこの不況下で、時に押しつぶされそうになる現代を生きていくための愛と知恵に満ちた感動作です」とチラシにあったが、愛はともかく知恵的な部分は全然なかったっす。立ち直り方がなんかだらだらで、結局全部チラシに書いてあるつまんないセリフで各キャラそれぞれ済ませてる。びっくりするくらい全部チラシ通り。
まず自殺されちゃったことに対してみんな誠実じゃない気がした。末っ子の死が理解できてないのは置いといて、おかんと長女の振りきりはグジグジしたのが観たいし、もっと激しく罵りあったりでドロドロにやり合うべき。
とりあえず映画作るのって超大変!というのだけはよくわかった。みんな金持ちケチが悪い。つまんない映画ももう少しありがたみを感じるようにしよう。あと『エコール』みたいな次女がちょっとアレな場面もあるよ。

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junpa1

Author:junpa1
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