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CANDLE OF THE DEAD

日々のカリソメ・ブログ

2007年

02月28日

(水曜日)

11.夢の島に到着

11曲目「夢の島に到着」

ライヴでよく最後にやるあの切ない曲です。観ていて気の入りっぷりに毎度圧倒されます。
「この曲聴いて、家に帰ってから泣いて下さい」とステーヂで歌い終わった後、付けくわえてたこともありんした。
しかしながら自分の莫迦さ加減に呆れちゃうのですが相当難解です。聴きごたえがあるということです。嗚呼、悲劇の除念なのだな、というのは少し解ります。
ビートはARI1010。彼のライヴパフォーマンスからは想像できない、繊細かつ美しく仕上がっております。耳障りさが抜群。「街角ピエロ」共々スゴイコンビだなぁと安心感心。凄腕。

2007年

02月27日

(火曜日)

10.暗黒桃色時代

10曲目「暗黒桃色時代」

アルバムはここから懺悔(@公式ペイジ)、除霊作業(@sanagi様)に突入。
繊細で切ない。器用で不器用。これはツライ。
しょぼい青春ラップがコンビニとかで流れてますが、浅はかで胡散臭い。聴いてるコッチが恥ずかしい。
ああゆう輩に聴いてもらってちょっとは勉強して欲しいですな、こんな生々しいリアル感。
「記録された一つ一つ死ぬまでの友達/削り取って口に運ぶ毎日」。

2007年

02月26日

(月曜日)

9.バケ猫!!

9曲目「バケ猫!!」

渇望していたコンビがついに実現。おふざけでユニット名は"ベルゼブブ"だの"はぐれ悪魔超人コンビ"、ビートはARI君だの言っていたのが懐かしいっす。
キャンドーにKK氏のビートを初めて聴かせてもらった時の昂ぶりが忘れられません。
SANAGI様とは一緒にDVD-videoを作らせてもらった関係なのですが、超ストイックで且つユーモアに溢れる人、いろんな助言をもらったりで大変勿体ない勉強でした。「女の人は滅茶苦茶なんだよ」という言葉は今も心のパンチライン。
その滅茶苦茶とは多分滅茶苦茶レベルが雲泥の差と思われる女性を歌った曲。もうボロクソのメタメタです。
delを思わせるド渋なビートにKEN-ONEの超絶スキルもとんでもない相乗効果を生み出します。全員主役。
もう私たちには聴くしか手立てはないようです。贅沢は味方です。ニャー!
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SANAGI様の新曲"HELL ME WHY??"は「HELL ME TIGHT(全国版)」で観聴きできます。
こちらもスゴイ。

2007年

02月25日

(日曜日)

閑話

2/23金曜の夜ではありますが、帰社→太田総理→プール→守宮の世話→タモリ倶楽部→太陽を盗んだ男→日本以外全部沈没、でキメました。
太田総理はアツかったです。論点は「環境問題・地球温暖化」だったのですが、エセ・エコ家を早大の池田という教授がバッサリ!痛快。
1970年代初頭には「もうすぐ氷河期がくる」なんて話もあったようです。こういう話は都合が悪いのでエコ家は誰も言いません。
ちょっと調べてみたら、この池田教授は「外来種駆除は税金の無駄遣い」と言ったりしてるお方みたい。ブラックバス問題の本とか出してます。読みたい。

2/24さくらん→平成風俗→さよなら絶望先生→やりすぎコージー
さくらん、思いの外よかったです。シンプルなお話に綺麗で幽玄な映像、椎名林檎による贅沢な音楽。
”カリソメ乙女(DEATH JAZZ ver.)”の詩みたいな、滅茶苦茶っぷりがもっと出てたらよりよかったっすね。
あと観てておもったのですが、一生懸命生きてないヤツほど立派な願望を吐きますね。
で、帰りに林檎女史ニュウアルバム「平成風俗」を購入。キャンドーも好きと言っていた傑作3rd「加爾基 精液 栗ノ花」からの曲+他+新曲なのですが、超豪華。ライヴDVD「賣笑エクスタシー」と同じ感じアレンジの「意識」が素晴らしい。



mary joy他のマイスペースで聴ける「lift the fog up/kk+s02」もガンガン聴いてます。もう30回くらい。デカイ音で聴きたいっす!


2007年

02月22日

(木曜日)

8.心臓の蓋

8曲目「心臓の蓋」

前曲で超太古の邪神をも復活させ大暴れしたのち、一気に落ち着きを取り戻します。
インタールード的な曲(スゴク失礼...詩の内容は十分に辛辣)。
ビートをはじき出すのはレーベルメイトのDJ top bill。フックが印象的です。


HERO81&DJ top bill@千葉



Circus DJs@渋谷


2007年

02月20日

(火曜日)

7.金属と歯車

7曲目「金属と歯車」

日本で生活してて、身の回りの身近なとこでコレはマズイとか非道いと全く感じないヒトはいないでしょう。
イヤ、「少子化」だとか「年金問題」「少年の凶悪犯罪」「人為的な温暖化」っていう個人ではとても解決できない(どうでもいい)ことじゃなく、町中の機械音暴力・空気を察しろ(読め)という暴力・優しい人の被害妄想・マジョリティの無言の押しつけ。突けば激しく逆ギレ。浅はかで考えない社会。マイノリティの言葉を圧殺しまくります。感受性も教養も足りてると思ってる人の多いこと。要は堅物。「思いやりが大事」だとか言うけど、自分と感受性が同等な他人だけを思いやるだけで、異質な輩はあっさり切り捨てられてしまうのです。その上、日本幸福教を広めようとさえします。幸福だと思いこめ!不幸や、不条理から目をそらせ!といった具合。「実は身近なところに幸福がありました♪」どんだけ今まで盲目だったんか!?って話。ということで、ヘラヘラへつらうマジョリティに「だが断る@岸辺露伴」と言ってやりたいのです。でも時にはズタズタにされます。圧倒的に不利です。しかも相手は「ロボ」なので無敵です。やっつけても次から次と出現します。これが「人類ロボット化計画」。
大体2週間後の天気もわかんないのに「100年後温暖化でヤバイ」なんてどんだけ莫迦なんか?と本気で思う私はおかしいのでしょうか?TVのニュースは思想統制につながります。
そのうち海底都市に幽閉されたクトゥルーの復活を待望している、太古より続く邪教集団に襲撃されるでしょう。

こういった日頃の思いとリンクする曲です。ラストのMAGIビートを噛みしめます。

◇大音量度:90% ◇やってもできない人が多い度:80%

↓オススメです。


2007年

02月19日

(月曜日)

6.無論、飽きっぽい。

6曲目「無論、飽きっぽい。」

MAGIの速いビートにCANのド級高速フロー。超廻転。かつすごく聴き取り易い(←コレ重要)。圧巻は3ヴァアス目。
サカエムシィものらしくCandleのスキルフルなラップをたっぷり堪能できる、アルバムの中でもとっても重要な1曲なのではないでしょうか。
是非彼の実力を目の当たりにしてみてください。いやホント。ライヴは燃えますよー。みんなで"残念賞!"と吼えましょう。

◇テクニカル度:100% ◇人生残念賞度:40%

2007年

02月16日

(金曜日)

5.一蓮托生地獄行き

5曲目「一蓮托生地獄行き」

ライブでは8曲目の「心臓の蓋」と併せて唄ってた、"キューピットの矢を装填中!!"の曲。

リターン・オブ・MAGI。レイドバック気味かと思ったら、トンデモナイ。
サビ部分が初めての感覚。”かぶれやすいとこ狙い撃ち”なんてパンチライン。
フロウの加速感が堪りません。

◇リリカル度:80% ◇属性:law/dark



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@桐生

サ上とロ吉の「魔太郎が来る!」聴きました。魔太郎はオリジナル版に限りますね。

2007年

02月14日

(水曜日)

4.唇カタパルト

4曲目「唇カタパルト」

ライブではクラシック化しているイーライ「Nightlife」のビートを使い、エグさ極まりないステージングを繰り広げる、あの曲です。

この世に潜む神秘を知覚するのは日常茶飯事のこと。そして悲痛と流浪にみまわれ暗黒面にも目を向ける。それはたちまちにして世界を破滅させ、いまあるがままの宇宙そのものを脅かす。こうしたことにつらつら思いをはせるのは紛れもなく病的なことだとはいえ、犀利な判断力と深いユーモア感覚によりうまく補われる。と、ラヴクラフト風に排泄完了。

なんにしてもCandle真骨頂!テクニカルシニカルなラップに乗る大量の"猥褻言語"を聴き手が拒否すればするほど、拒否されたものが迫真性をもって襲いかかるであろうろうろうろう(残響音含む) 。

ビートはVector Omega!「Nightlife」が明るい雰囲気でしたが、こちらはシニカル度を増幅させます。なんかトイレ行きたくなるかも。

◇饒舌度:100% ◇属性:chaos/dark

2007年

02月14日

(水曜日)

3.街角ピエロ

3曲目「街角ピエロ」

言わずと知れた両A面のメリー・ジョイ、デビューシングル。
このお唄で放った言葉が"ブーメランのように"還ってくる、裏側の「明日は此処から」とセットなイメージなのですが、このアルバムでの位置づけは1、2曲と続いたMAGIビートにARIビートが殴り込みをかける様。改めて恰好良い。
ラップもバッチリ。1ヴァアス目最後の"個性を出す為~"からの凄さったらない。毎度参ってしまう。日本語をしゃべれる日本人なら是非ライブで一緒に口ずさめるようになりたいところ。最後のA-1によるコスリ&ネタも相性抜群。
本当に貫禄がある曲だと思いまうす。

◇パンチライン度 100% ◇自分はピエロ?度 70%


今、2005年7月土浦で行われたライブの映像を見ております。
恰好良いです。
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●この日のセットリスト
・おんぶ抱っこアスリート
・唇カタパルト
・街角ピエロ
・夢の島に到着
・明日は此処から

2007年

02月12日

(月曜日)

2.ハートモザイク

2曲目「ハートモザイク」。

1曲目に続き不安定で不気味な様相のMAGIビート。HERO81によるルーズなようで鋭いスクラッチが載ります。
スプラッターハウス(namco)の6面が脳裏に。2曲目にして早速逃げ出したくなる。でも進むしかありません。だって強制スクロール面ですもの。
フックは解りやすいのですが、大量スクラッチ明けの2ヴァース目がムズイ、深い。推測しかできない。「見事袋小路はまり気味」でふー。我々は通りすがりのサンドバッグでしかないのかも、とは思えない。これだけ解らないとなると「不細工なハート」にモザイクをかけまくっていたのかも、と少しは思ってしまう。軽はずみな笑顔は普段あまりださないよう意識はしてます。

◇難解度:80% ◇中盤のHERO81に助けを求めたくなる度:90% 


2/10 追悼・実相寺監督オールナイト@池袋に行って来ました。ウルトラマンのスカイドンはものすごいですな。
目からウロコ&青天のへきれき。ビックリしました。

2007年

02月12日

(月曜日)

1.おんぶだっこアスリート

Candle壱發目アルバム「街角ジゴロ」発売まで1ヶ月きりました。さぁいよいよです。
折角DEMOを早々に聴かせていただいたので、レヴィユ書かせて頂きます。著しい駄文&無礼な行いですが、煽れたらコレ幸い。

ということで、1曲目「おんぶだっこアスリート」。
ライブでは何度もオリジナルで御披露されております、不穏な空気のビートでアルバムは幕を開けます。
載るラップは、"これぞキャンドル"といった、誰もが少しは後ろめたくなってしまう内容。比喩表現もノリノリです。
音は別として、詩に関しては「賛否両論の覚悟は出来ているのだ!」というのが感じられ恰好いい(全曲に言えちゃうのですが、まぁのっけって事で)。おんぶにだっこ、完全に自立してる人なんていないわけですが、数々のお咎めにゾクッとさせられ、ニヤリとするばかり。甘ったれをぶった切るけど、残念ながら真性甘ったれは拒絶反応を起こしてしまう恐れ有。だって「見えぬ振りを通したい」のです。残念、無念?

◇後ろめたさ度:20% ◇残り12曲の期待度:100%

2007年

02月08日

(木曜日)

グエムルはスゴイらしい

あのメリー・ジョイの公式ペイジにリンクを貼ってもらっちゃいました。
とってもうれしいです。
でもキャン様ネタはないので、去年観た映画ベスト5。

1.ハイテンション
・2003年のおフランス産スプラッター。濃密悲劇愛物語。しんみりしちゃう悲しい映画。

2.デビルズ・リジェクト
・殺人はダメなんですけど、強い信念がそれを軽く凌駕する。Free Bird。

3.トゥモロー・ワールド
・ストーリー以上に、カメラワークで身悶えた。超長回しに酔いしれろ。これぞイギリス映画。

4.ディセント
・キャン様も観た、スペランカースプラッター。女の友情はないです。男の友情も怪しいと思います。そんな私は無友達。

5.デスノート(後編)
・原作超えた。おとんの可哀想度で涙。ジェバンニなんてshine。

おまけ
・The Hills Have Eyes:日本未公開。原爆がらみでNGみたいです。ヘボイ自主規制なんてSHINE!
・HOSTEL:待ちに待った日本公開時には、字幕無し版見過ぎてローテンションでした。

2007年

02月04日

(日曜日)

もしアレでしたら...

2007年

02月01日

(木曜日)

ジャケ!

「街角ジゴロ」のジャケ画とロゴ画をちゃんといただいたので、↑で使わせて頂きました。

明日はSonic SumとMike Laddのライブ!!ではなく、第6回BTC@Saloonです。
仕事をとっとと片付けて駆けつけたいと思います。
DJ A1による腕舞句のキャンドルは特別ver.な感じです。発売中。
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 プロフィール 

junpa1

Author:junpa1

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